【2023年最新】ピアノの引っ越しにかかるお金総まとめ! 注意点や処分方法、古い製品を買い替える必要性なども徹底解説!

【2023年最新】ピアノの引っ越しにかかるお金総まとめ! 注意点や処分方法、古い製品を買い替える必要性なども徹底解説!

ピアノは家具や家電とは異なり、非常にデリケートな家財です。自分で運搬できるのか、業者に頼んだときの料金は高いのか。引っ越しが決まってから頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。

ピアノが古い場合は、どこに処分を依頼したらよいのか、修理をすれば使えるのかという疑問も湧いてきます。

スムーズに新生活に向けた準備をするためにも、引っ越しに関するピアノの不安を解消しておきましょう。今回は、引っ越しで気になるピアノを新居に持っていく方法や、業者に依頼するときの料金、処分方法などを解説していきます!

古いピアノを買い替える必要性についてもご説明していますので、処分すべきか迷っている方もぜひチェックしてみてください。

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INDEX

引っ越しでピアノを新居に持っていく方法

引っ越しでピアノを新居に持っていく方法

ピアノを自宅に設置している方が引っ越しをする場合、どのように運ぼうか迷ってしまいますよね。

家族や友人の手を借りつつ、トラックにのせて運ぶシーンが思い浮かぶかもしれませんが、振動による故障も心配です。

結論としてピアノを新居に運ぶ方法は、基本的には業者に依頼することをオススメいたします。ただ、種類によっては自分で運ぶことも可能です。

それでは引っ越しでピアノを新居に持っていく方法を順番に見ていきましょう!

ピアノの運送会社に依頼する

人にとっては小さく感じる振動でも、ピアノには大きな負荷である恐れがあります。ピアノを安全に運びたいのであれば、専門の運送業者への依頼を検討するのがよいでしょう。

専門業者は、デリケートなピアノの引っ越しを安心して任せられます。移動先が遠方になってしまう場合や、移動日が雨になってしまった場合などでも、対応してもらいやすいでしょう。

また専門の運送会社では引っ越しの際にピアノの調律も依頼できます。プロの調律師がケアをしてくれるので、引っ越し後にピアノを快適に演奏できるのも魅力です。

クリーニングに対応してもらえる場合もあり、古いピアノの内部のほこりや虫の卵、死骸などを取り除いて綺麗にしてもらえます。

そのほか、ピアノと一緒に運びたい荷物について相談できる業者もあるので、いちど問い合わせてみるとよいかもしれません。

引っ越し業者に依頼する

引っ越し業者は、家具や家電などさまざまな物を運搬するスペシャリストであり、ピアノの移動にも対応していることが多いです。

引っ越し作業とピアノの運搬をまとめて依頼できるので、見積もりや手続き、やりとりを一つの業者に絞れる点が便利です。

ピアノの調律やクリーニングに対応してくれる引っ越し業者も珍しくありません。依頼先を選ぶときはその点についても確認してみましょう。

なお基本的にはオプションサービスでピアノを移動してもらうことになりますので、事前にオプション料金の確認が必要です。

自分で運搬する

電子ピアノの場合は多くの製品で鍵盤と脚部が分解できるため、引っ越しの際には自分で運ぶことが可能です。なお鍵盤ユニットの上に物を乗せず、鍵盤を常に水平に保つように心がけましょう。

大型のピアノを自分で運ぶときには、さまざまなリスクが生じる点について理解しておく必要があります。

たとえば、ピアノを持ち上げることができても、下ろすときに傷めてしまうことがあります。また、移動中に曲がり角をまがれずに動かせなくなり、結果として専門業者に助けを求めることになるケースも珍しくありません。

少しでもピアノの運搬に不安があれば、ピアノの運送会社や引っ越し業者などのプロにお願いすることをおすすめします。

ピアノを引っ越しするときの料金相場

ピアノを引っ越しするときの料金相場

ピアノを移動するときは、基本的にピアノの運送業者や引っ越し業者などに依頼したほうがよいことをお伝えしました。

次に気になるのが、業者に依頼したときの料金相場ではないでしょうか。

ピアノには、アップライトピアノやグランドピアノなどさまざまな種類があります。構造や大きさなどが異なるので、引っ越し・運搬するときの料金も変わってきます。

また、引っ越しの内容によってはエレベーターやクレーン車などを利用することもあり、特殊作業が発生することも…。引っ越し費用の準備をするうえで、事前に確認しておくことが大切です。

引き続き、ピアノの種類をおさらいしつつ、引っ越しするときの料金相場を解説していきます!

アップライトピアノを引っ越し・運搬する場合

アップライトピアノとは、限られた設置面積で演奏できるようにするために、弦を縦に張ってコンパクトにしたピアノです。

壁に背をつけて配置できるので、部屋を圧迫しにくくなっています。引っ越し後の部屋が狭いときでも配置を検討しやすいといえます。

料金相場

アップライトピアノを引っ越し・運搬する場合の相場は下記の通りです。

距離50km以内50km~100km100km以上
料金20,000円25,000円30,000円~

長距離だと料金が増えてしまいますが、グランドピアノよりも安い傾向です。

グランドピアノを引っ越し・運搬する場合

グランドピアノは、豊かな響き・多彩な音色を奏でられるピアノです。弦が水平に張られており、鍵盤を連打してもスムーズに音がなります。

ピアノという場合は、本来はグランドピアノをさします。アップライトピアノと違って、置くために広いスペースが必要です。引っ越し先で利用するのであれば、物件のスペースも慎重に検討しましょう。

料金相場

グランドピアノを引っ越し・運搬する場合の相場は下記の通りです。

距離50km以内50km~100km100km以上
料金小・中型:35,000円
大型:70,000円
小・中型:45,000円
大型:80,000円
小・中型:50,000円~
大型:90,000円~

大型だと長距離でなくても料金が高くなってしまう傾向です。引っ越しの際は、余裕をもってお金を用意しておきましょう。

電子ピアノやエレクトーンを引っ越し・運搬する場合

電子ピアノ

電子ピアノは、電子技術を使って音を鳴らせるピアノです。ヘッドホンで演奏音を聞けるので、引っ越し先でも近隣住人に迷惑をかけずに演奏できます。

また、電子ピアノは電子機器であることから調律の必要がありません。比較的コンパクトなので、ピアノの専用部屋を用意する必要もなく、大人2人で移動できる製品もあります。

エレクトーン

ピアノとは異なるのですが、鍵盤楽器のエレクトーンを引っ越し先で利用したい方もいますよね。

エレクトーンは、欧米のオルガン文化をベースに日本で独自に発展してきた電子オルガンです。鍵盤を弾くと録音された音が鳴ります。ピアノの鍵盤とは違って、エレクトーンの鍵盤は軽くて抵抗感がありません。

なお、エレクトーンは楽器の種類ではなく、ヤマハが販売している製品の名前でもあります。ヤマハのエレクトーンが国内で人気のため、電子オルガン=エレクトーンという認識が広がっているようです。

料金相場

電子ピアノやエレクトーンを引っ越し・運搬する場合の相場は下記の通りです。

距離50km以内50km~100km100km以上
料金16,000円20,000円25,000円~

アップライトピアノよりも料金が安い傾向です。引っ越しの際に運搬を気軽に依頼しやすいのではないでしょうか。

階段を利用して運搬する場合

エレベーターが小さい、あるいはエレベーターがない建物だと、階段からピアノを移動する必要があります。

階段を利用してピアノを運搬するときの料金は、1階ごとの単価が定められているケースが一般的です。たとえば、5階のマンションに引っ越しをするときは、設定単価に4階分をかけた料金を支払うことになります。

階数の高い物件にピアノを運ぶ場合は、あらかじめ料金が高くなる可能性を想定しておきましょう。

料金相場

階段を利用して運搬する場合の相場は下記の通りです。

種類アップライトグランドピアノ電子ピアノ・エレクトーン
料金※階段1F毎5,000円小・中型:15,000円
大型:30,000円
5,000円

グランドピアノを高層階に運搬する場合は、特に多額の費用が発生することが想定されます。引っ越し時に低層階の物件を選ぶことも検討したほうがよさそうですね。

エレベーターを利用して運搬する場合

エレベーターを利用して運搬する場合も特殊作業として料金が発生する場合があります。

業者によってはエレベーターでピアノを運ぶときの条件を定めている場合があります。エレベーターが対応している人数と重さを業者に伝えて相談しましょう。

料金相場

エレベーターを利用して運搬する場合の相場は下記の通りです。

種類アップライトグランドピアノ電子ピアノ・エレクトーン
料金2,000円小・中型:4,000円
大型:5,000円
1,000円

運搬の負担が少なくなるのか、いずれの種類も階段を利用する場合と比較して、費用が安いことがわかります。グランドピアノの運搬も依頼しやすそうですね!

クレーン車を利用して運搬する場合

2階以上の場所にピアノを運搬するとき、階段や廊下、踊り場などが狭い場合、クレーン車を利用して窓から搬出入することがあります。

専門スタッフがクレーン車を建物に面する道路に固定します。クレーンを操作して植木や電線などに注意をしながらピアノを移動させる流れです。

料金相場

クレーン車を利用して運搬する場合の相場は下記の通りです。

種類アップライトグランドピアノ電子ピアノ・エレクトーン
料金10,000円小・中型:15,000円
大型:35,000円
10,000円

アップライトや電子ピアノなどでも10,000円ほどの費用が生じることがあります。自宅や新居の搬出入経路に不安がある方は、引っ越し費用に含めて想定しておきましょう。

手吊りで運搬する場合

手吊りは、搬出入環境によってクレーンを使えないとき、ピアノを人力で吊りながら移動させる方法です。

たとえば、2本の棒で成り立つスライダーを建物に立てかけ、複数人でピアノを手で吊りながら滑らすように移動させます。

料金相場

手吊りに関しては、下見をともなう個別見積もりが必要となる場合や、そもそも対応していることが公表されていない場合もあります。

種類アップライトグランドピアノ電子ピアノ・エレクトーン
料金要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ

具体的な料金と対応の可否については、ピアノの運送会社や引っ越し業者に問い合わせが必要です。

外段(建物の外にある階段)から運搬する場合

運搬する途中、建物の外に階段があるケースでは、作業員を増やすために料金が発生することがあります。

料金相場

外段から運搬する場合の相場は下記の通りです。

種類アップライトグランドピアノ電子ピアノ・エレクトーン
料金※外段10段5,000円小・中型:15,000円
大型:30,000円
5,000円

階段1フロアごとの単価と変わらない料金となっていますが、建物内とは別なので見落とさないように注意しましょう。

ピアノを解体・組み立てして運搬する場合

運搬経路が狭くてピアノを運べないときは、解体してから運搬する方法も検討できます。最終的に設置場所で組み立てしてもらいます。

料金相場

解体・組み立てして運搬する場合の相場は下記の通りです。

種類アップライトグランドピアノ電子ピアノ・エレクトーン
料金30,000円

種類によっては対応していない業者もあるので、詳細は問い合わせが必要です。

腰高窓から運搬する場合

腰高窓とは、壁面の中ほどから上の部分にある窓です。ほぼ成人の腰の高さに近い位置に設置されています。腰高窓から運搬する場合も料金が発生することがあります。

料金相場

腰高窓から運搬する場合の相場は下記の通りです。

種類アップライトグランドピアノ電子ピアノ・エレクトーン
料金15,000円

種類によっては対応していない業者もあるので、詳細は問い合わせしてみましょう。

ピアノを調律する場合

長年使用してきたピアノだと、内部の弦にゆるみが生じて、音程がズレることがあります。調律では、ピアノの弦と弦を留めるピンを調整して音程を直します。

料金相場

ピアノを調律する場合の相場は下記の通りです。

種類アップライトグランドピアノ
料金18,000円25,000円

アップライトピアノの場合、調律の際にバットフレンジコードという紐が切れていることが判明することがあります。別途交換費用が発生することがあるので、詳細について確認が必要です。

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引っ越しを機にピアノを処分する方法

引っ越しを機にピアノを処分する方法

ピアノが古くなった場合や、誰も弾かなくなってしまった場合などだと、引っ越し先に移動するのが面倒になってしまいがちです。

その場合は、引っ越しを機にピアノを処分する方法も検討してみてはいかがでしょうか。

引き続き、ピアノを処分する方法について解説していきます!

ピアノ買取業者に買い取りしてもらう

ピアノを処分するときは、ピアノ買取業者に依頼する方法があります。ピアノ買取業者は、最新の情報や過去の経験・知識をもとにピアノを買い取りしてくれます。

取引日のスケジュールを調整したあと、スタッフが指定の場所まで訪れて、査定と買取りを行ってくれる流れです。引き取りの際にそのまま現金を支払ってもらえる場合もあります。

専用フォームから無料見積もりを依頼する場合は、ピアノのメーカーや機種名、製造番号、設置している住所、階数などの情報を送信します。

買取価格の目安として、ピアノ買取りセンターの情報をもとに、ヤマハ製のアップライトピアノについて相場を確認してみましょう。

1970年代0円~10万円
1980年代5万円~15万円
1990年代10万円~20万円
2000年代20万円~40万円

基本的には新しいピアノだと高価買取が期待できますが、年代が古くなるにつれて買取価格が下がっていきます。

40年・50年前のピアノでも値がつくこともあるため、製品が古い場合でも処分を検討可能です。

不用品回収業者に回収してもらう

不用品回収業者は、生活用品から粗大ごみまで幅広い種類の品目の処分に対応している業者です。中には、ピアノや電子ピアノ、エレクトーンなどの処分に対応している業者も存在しています。

利用するときはスケジュールを調整して見積もり訪問をしてもらい、予約の空きがあれば即日中に処分してもらえる流れです。

大型家具の分解や吊り作業に対応してもらえる業者もあるので、ピアノの搬出が難しいと思える場合でも相談してみましょう。

なお、不用品回収業者はピアノの処分を専門としているわけではないため、具体的な処分費用が公開されていない場合も多いです。

たとえば「楽器類は550円~」などのように、ほかの楽器とまとめて掲載されることがあります。また、「電子ピアノは1点につき5,000円」などのように、一部の種類だけ掲載されることもあります。

ピアノは搬出が難しい家財なので、種類や自宅の環境によっては処分費用が高くなる可能性が高いです。具体的な処分費用については不用品回収業者に確認してみましょう。

自治体に相談する

ピアノの処分に迷ったときは自治体に相談するのも一つの方法です。電子ピアノなどであれば、粗大ごみとして有料処分してもらえる場合があります。

たとえば練馬区では、電子ピアノ(足なし・卓上型)であれば、収集手数料400円、持ち込み手数料200円で処分してもらえます。

ただ、基本的にピアノは破砕処理が困難なものとして、自治体でも収集・処理してもらえないことがあります。

しかしその場合でも、ピアノを処理できる業者や清掃事務所、清掃センターなどを案内してもらえるケースも珍しくありません。

自治体から紹介してもらった業者などであれば、不法投棄のリスクも気にせず処分を相談できます。

ピアノの処分が初めてで、悪質な業者に頼んでしまいそうで不安という方も、ひとまず自治体に相談してみてはいかがでしょうか。

引っ越しにともなうピアノに関する注意点

引っ越しにともなうピアノに関する注意点

引っ越しでピアノを移動する方法や業者に運搬を依頼するときの費用相場などをお伝えしました。引っ越しでピアノを移動するときのイメージが湧いてきたのではないでしょうか。

ただ、引っ越しにおけるピアノの設置、演奏にはいくつか注意点があります。ピアノの引っ越しを成功させるためにもポイントを押さえておきましょう。

ここからは引っ越しにともなうピアノに関する注意点を解説していきます!

ピアノの設置に適した物件を選ぶ

ピアノは繊細で敏感な楽器であり、内部の木工部品やフェルト、金属部分などは、外部環境から影響を受けやすいです。

基本的には、室温15℃~25℃、湿度50%~70%の環境が理想的になっています。直射日光やエアコンの風があたらない場所に設置する必要もあります。

また、アップライトピアノは背面から大きな音が出るので、隣家に面した壁に配置すると騒音トラブルに発展するリスクが高いです。部屋と部屋を仕切る壁を背に配置するなどして工夫する必要があります。

ただ、物件の環境や構造によっては、適切な配置を実現できない場合も想定されますよね。引っ越しをする前の段階から、ピアノの設置を想定しつつ物件を選びましょう。

引っ越し前に搬出入をシミュレーションしてみる

ピアノは大きな家財なので、廊下や玄関が狭いと搬出入できない恐れがあります。

運搬を依頼するときの料金相場でもお伝えした通り、階段があったり、クレーンの利用が必要になったりする場合、別途料金が発生してしまいます。

引っ越し前に余裕をもって搬出入のシミュレーションをしておくことが大切です。

シミュレーションをすることで、ピアノの搬出入が難しい場所や必要になる作業などが浮かびやすくなります。

業者に依頼する前からおおよその費用を想定しやすくなるので、想定外の出費に対するストレスも減らせます。

引っ越し後にピアノの調律をする

ピアノ調律業務をしているピアノクリニックは、運搬後における調律の必要性について下記の見解を示しています。

“調律や調整の狂いは、室温・湿度の変化で狂う事が有ります。

運送をして新たな室内環境(室温・湿度)に変わると、ピアノが馴染もうと変化する為、調律をする事をおすすめ致します。”

“狂った音で練習できませんので、移動後1週間以上経過したら調律すると良いでしょう。

移動したことによるピアノの調整の狂いよりも、移動した後で新しいお部屋の環境に馴染むうちに、徐々に調整が狂う割合の方が大きいのです。”

ピアノを引っ越しすると、新たな室温や湿度に馴染もうと変化するため、調律をしたほうがよいとのことです。移動してからすぐに調律をするのではなく、少し変化に馴染んでから調律するのがポイントなのですね!

ピアノの演奏に対応した物件に引っ越す

防音環境が整っていない物件に引っ越すと、ピアノを演奏したとき近隣住人に迷惑をかけてしまうリスクがあります。

引っ越し後の生活でトラブルを避けるためにも、ピアノの演奏に対応した物件を選ぶことが重要です。

ピアノの演奏に対応した物件を探すときは、賃貸情報サイトの条件検索が便利です。「ピアノ相談可」「楽器相談可」などにチェックを入れて検索すると該当物件を絞り込めます。

また、ピアノを演奏する学生が多い音大近くのエリアで物件を探すのも効率的です。

ただ、ピアノ可の物件でも種類によってはNGとされることも…。あらかじめ物件の仲介担当者に確認をしておきましょう。

防音アイテムでピアノの音を軽減する

引っ越し後にピアノを演奏し始めてから、近隣の住戸に音が響いていることが判明するケースも珍しくありません。

再び引っ越すのはお金がかかってしまうので、あらかじめ防音アイテムを導入して、ピアノの音を軽減しておくことも大切です。

たとえば、ピアノ防音パネルを設置する方法があります。アップライトピアノと壁の隙間に差し込むと吸音・遮音効果を発揮できます。

そのほかにも、防振マットや防音カーペット、防音カーテンなどのアイテムもありますので、組み合わせの利用も検討してみましょう。

引っ越しするとき古いピアノを買い替える必要性

引っ越しするとき古いピアノを買い替える必要性

引っ越しをするときに、古いピアノを処分することを検討する方もいるかもしれません。

古いピアノでも音に問題がないようであれば、そのまま使い続けられる気もしてきますよね。また、修理をすれば再び使えるようになるのかも気になるところです。

ここでは、引っ越しをするとき古いピアノを買い替える必要性を判断できるよう、ピアノの寿命や修理で解決できること、寿命を迎えたときの選択肢などを解説していきます!

ピアノの寿命

一般的にピアノがよい音を保てる寿命は平均して30年であることが知られており、響板にトラブルが生じるとピアノの最後だといわれています

響板は音を響かせる部分であり、ピアノの心臓といわれる重要なパーツです。響板を修理する場合、すべての弦を外さなくてはならず、費用が高額になってしまいがちです。

ただ、適切な環境下で保存されてきたピアノで、内部部品に損傷がなかったり、弦がさびついたりしていなければ、簡単な調律作業で音が復活する場合もあります。

古いピアノは高品質な木材が使われていて現代のピアノよりも音がよいという見方もありますので、引っ越しを機に調律・修理を検討してみるとよいかもしれません。

修理で解決できること

古いピアノの劣化状態はさまざまであり、修理で解決できるのかどうか、知りたい方もいますよね。

たとえば、鍵盤が戻らない場合や細かなタッチに違和感がある場合などは、修理で解決できる可能性があります。

また、ペダルにガタツキがある場合も、演奏者の意図にそった動きになるように修復できる可能性があります。

修理で解決できることは意外と多いので、古いピアノだからといって簡単にあきらめず、修理業者に問い合わせてみるのがおすすめです。

寿命を迎えたときの選択肢

ピアノが寿命を迎えたときは、買い替えだけでなく、オーバーホールを検討可能です。オーバーホールとは、ピアノを分解して弦やハンマー、フェルトなどを新しい部品に交換する大規模なメンテナンスをさします。

オーバーホールをすれば古いピアノでも、本来の弾き心地や性能を取り戻し、寿命を延ばして使い続けることが可能です。

オーバーホールは50万円以上の費用が発生することもあり、新品のピアノに買い替えたほうが合理的な場合もあります。

そのため、修理費用と買取査定の金額、思い入れなどを考慮して、買い替えを判断するのが一般的です。

まとめ

まとめ

今回は、引っ越しでピアノを新居に持っていく方法や、業者を利用するときの料金相場、処分する方法などを解説しました。

ピアノを新居に持っていく方法としてピアノの運送会社に依頼する手段がありました。楽器に熟知した会社なので、遠方でも雨の日でも、デリケートなピアノの運搬を安心して任せられます。

また、引っ越し業者もピアノの搬出入に対応している場合があり、見積もりの依頼や手配のやり取りを一つにまとめられる点が便利です!

運搬を依頼するときの料金は、アップライトピアノが約20,000円~、グランドピアノが約35,000円~、電子ピアノ・エレクトーンが約16,000円~になっています。

ピアノが古い場合や、ピアノを弾くことがなくなった場合、買取業者や不用品回収業者に処分を依頼するのが一般的です。ただ、古いピアノでも調律・修理すれば再び弾けるようになることもあります。必要に応じてメンテナンス業者に問い合わせてみましょう。

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ピアノの引っ越しをするときにおすすめなのが、カルガモ引越センターです。

カルガモ引越センターは、専門のスタッフがデリケートなピアノを移動します。到着時に配置から調律まで行うので、引っ越し当日からピアノを演奏することも可能です。

ピアノが不要な場合も引っ越しにあわせて買い取りしています。ピアノの運送会社や買取業者、不用品回収業者などを個別に探す必要がないので、引っ越しの負担をグッと減らせますよ!

ピアノの運搬料金については電話で見積もりを受け付けています。ぜひカルガモ引越センターまでご相談ください。

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