はじめに
一人暮らしの引越し作業は、想像以上に大変です。引越し準備の流れを把握してスケジュールを立てておかなければ、予想外のトラブルを招いてしまいます。
また、引越し準備のコツを押さえておかないと「どこの場所から荷造りを始めればいいか分からない」「荷造りのやる気が出ない」など梱包作業が進まなくなってしまうでしょう。
このようなトラブルを招かないためにも、どのように引越し準備を進めればよいかを学んでおきましょう。引越し準備のコツを押さえておけば、引越し準備がスムーズに進められます。
また、荷造りや荷卸しを自分自身で行えば、引越し料金が安く抑えられます。そのため、引越し準備のコツを押さえておきましょう。
この記事では、引越し準備の手順や引越し料金を安く抑えるコツまで分かりやすく解説します。
一人暮らしの引越し荷造りはいつから始める?
一人暮らしの引越しの荷造りは、想像以上に時間がかかります。安易な気持ちで荷造りを捉えてしまい、後回しにしてしまうとトラブルが起きるため、しっかりとスケジュールを立てましょう。
しかし実際、引越し準備にはどれぐらいの日数が必要になるのでしょうか?ここでは、引越し準備に必要な日数や準備すべき道具について分かりやすく解説します。
必要な日数は?
引越し準備に必要な日数は「約1ヵ月」です。
「株式会社LIFULLの独自調査結果」によると、約5割の引越し経験者が、引越し準備に1ヵ月以上かかっています。また、男性よりも女性の方が引越し準備に日数がかかるようです。
引越し準備にかかった日数
全体 | 男性 | 女性 | |
引越し当日 | 8.3% | 8.3% | 8.3% |
2~6日 | 15.8% | 21.1% | 10.5% |
1~2週間未満 | 20.8% | 23.9% | 17.7% |
2~4週間未満 | 24.9% | 26.1% | 23.8% |
1~2ヵ月未満 | 22.7% | 15.6% | 29.8% |
2~3ヵ月未満 | 5.8% | 2.8% | 8.8% |
3ヵ月以上 | 1.7% | 2.2% | 1.1% |
引越し準備は1ヵ月前後かかることが、調査結果から分かります。そのため、しっかりとスケジュールを立てましょう。引越し準備の手順を下記に掲載しておきましたので、スケジュール立てに活用してください。
引越し準備の手順
引越し1ヵ月前 | ・退去手続き ・引越し業者の手配 ・不用品処分 |
引越し2週間前 | ・ライフラインの手続き ・転出届の提出 ・日常生活で使用しない物の荷造り |
引越し1週間前 | ・日常生活で使用する物の荷造り ・家電製品の荷造り ・PCのデータバックアップ ・新居のレイアウト決め ・旧居の片付け・ゴミ捨て ・挨拶品の準備 |
引越し前日 | ・冷蔵庫・洗濯機の水抜き ・貴重品の荷造り |
引越し当日 | ・旧居の片付け・鍵の返却 ・近所への挨拶 |
引越し後14日以内 | ・転入届の提出 ・免許証や銀行口座などの住所変更手続き ・荷ほどき |
終わらないとどうなる?
引越し準備のスケジュールを立てなければ、当日までに引越し準備を終えられないかもしれません。荷造りを終えられなかった場合は、引越し業者に手伝ってもらわなければいけません。
8割程度の荷造りが完了している場合は、引越し業者が協力して片付けてくれます。テキパキと片付けてくれるため、当日に引越しを終えられますが、梱包作業費が追加料金として請求されてしまうため注意してください。
梱包作業費の料金体系は引越し業者で異なりますが、荷造りの協力をしてもらうと1万5,000円以上の費用が追加で請求されてしまいます。
まったく荷造りをしていない状況など、予定時間内に全作業が終えられそうにない場合は、日程変更が提案されます。日程変更が提案されて、当日中の引越しができなくなってしまうのです。
とくに繁忙期は引越し業者も予定がギッシリと入っているため、お客様の要望に柔軟に対応できません。
このようなトラブルを招かないためにも、スケジュールを計画して、引越し準備を進めていきましょう。
準備しておくものは?
引越しの荷造りに必要な道具や資材を揃えておかなければ、都度、買い出しに出かけなければいけなくなります。このような事態を避けるためにも、必要な道具や梱包資材を事前に準備しておきましょう。
段ボール | 引越し業者から支給される (※単身者の引越しに必要なダンボール枚数は約20枚) |
ガムテープ | 梱包した段ボールを閉じたり、荷物を固定したりするときに使用する ガラスや陶器類など割れやすい物を保護するために使用する |
緩衝材 | ガラスや陶器類など割れやすい物を保護するために使用する |
ビニール袋 | 洗剤などの液体漏れを防ぐために使用する |
セロテープ | 緩衝材を固定したり、容器の蓋を塞いだりするために使用する |
ビニール紐 | 傘など段ボールに入り切らないものを1つにまとめるために使用する |
はさみ | ガムテープやビニール紐を切るために使用する |
マジック | 段ボールの内容を書くために使用する |
軍手 | 運搬時の怪我の防止に役立つ (※グリップ付きの軍手がおすすめ) |
ドライバーなどの工具類 | 家具を解体する場合に使用する |
ゴミ袋 | 荷造りの際に出てくるゴミを処分するために使用する |
掃除用道具 | 退去前のハウスクリーニングを行うために使用する |
[一人暮らし]引越し荷造りの手順
引越しの荷造りを効率的に行うためにも、正しい手順を覚えておきましょう。実際に、どのように荷造りを進めていけばよいのでしょうか?ここでは、引越しの荷造りの手順について分かりやすく解説します。
ダンボールの調達方法
引越しの梱包作業の必需品であるダンボールは、引越し業者から支給してもらえます。無料で支給されるダンボールの枚数には上限があるため、荷物量に応じては、追加でダンボールを用意しなければいけません。
引越し業者に相談をすれば、追加分のダンボールを販売してもらえます。しかし、引越し業者のダンボールは1枚300円~400円と高いです。
ダンボールを安く購入したい方は、別の方法で入手しましょう。100円ショップやホームセンターでも、ダンボールは販売されています。通販サイトであれば、リーズナブルな価格でダンボールを購入できて配送までしてもらえるので便利です。
また、ダンボールを無料で入手する方法もあります。ホームセンターやショッピングセンター、家電量販店、ドラッグストア、コンビニに出向いて「引越しをするため、余っているダンボールを譲って頂けませんか?」と相談をすれば、ダンボールを譲ってもらえます。
ダンボールの調達方法は、さまざまです。スーモの調査によれば単身者の引越しには平均20~30枚ほどのダンボールが必要となるため、引越し準備前にダンボールを調達しておきましょう。
部屋をブロックに分ける
部屋をブロックに分けてから、荷造りを進めていきましょう。例えば、リビング·寝室·廊下·キッチン·洗面室といったように、各部屋をブロック分けしていきます。
部屋のブロック分けをしたら、本棚やタンス周辺など、さらに細かくブロック分けしていきます。ダンボールの外側には、部屋·収納場所についてマジックペンで目立つように書いておくと、荷ほどきが楽になるので書いておきましょう。
引越しの荷造りは「どこから始めればいいのだろう…?」と悩んでしまうケースが多いです。作業前につまずいてしまうと、荷造り作業が億劫になってしまいます。
また、短期間で荷造りを終わらせようとすると、終わらないことに焦りが出てきます。そのため、ブロック分けをした部屋ごとに取り組みましょう。
「今日は寝室の荷造りを終わらせる」「今日は、キッチンの荷造りを終わらせる」と片付ける場所を絞り込んで作業をすれば、達成感が得られやすく、荷造り作業もスムーズに進めていけます。
何からダンボールへ詰める?
引越しを効率良く進めていくためには、荷造りの順番も大切です。ダンボールに詰めても日常生活に支障が出ない物から、順番に梱包をしていきましょう。
最初に、シーズンオフの衣類や寝具、予備の洗剤や調味料など、引越し後まで使用する予定がない物をダンボールに詰めていきます。普段の生活を見直してみて、新居に引っ越した後まで出番がない物は梱包していきましょう。
次に、普段の生活で滅多に使用しない物をダンボールに詰めていきます。1年以上聞いていないCDや読んでいない書籍があれば、引越し2週間前にダンボールに詰めていきましょう。
次に、日常生活でときどき使用する物をダンボールに詰めていきます。趣味で演奏しているギターや遊んでいるゲームなどは、引越し1週間前にダンボールに詰めていきましょう。
仕事で使用する道具などは、引越し直前まで必要な物だけを残して、3日前には荷造りを開始します。衣類なども必要最低限だけを残しておいて、ダンボールに箱詰めていきましょう。
[種類別]引越し荷造りの正しい梱包方法
梱包作業を間違えてしまうと、トラックで運んでいる最中に大切な品物が破損してしまいます。このようなトラブルを招かないためにも、正しいダンボールへの詰め方を把握しておきましょう。ここでは、食器類や刃物類、楽器類などの種類別の梱包方法をご紹介します。
食器類
平皿は、半分に折った新聞紙で包みます。新聞紙の四隅を折って、平皿を包み、テープで留めます。平皿は、上からの圧力に弱い性質を持っているため、ダンボールに入れるときには立てかけた状態で入れてください。
コップ類は、新聞紙で側面を転がすように包んで、飲み口に折り込みます。ダンボールに入れる際は、立てた状態で高さが同じものを揃えて入れます。その上から、厚紙やタオル、緩衝材を入れておくと割れにくくなるので安心です。
繊細なワイングラスを梱包する際には、クレープ紙(伸張性を持つ緩衝材)を使用してください。ワイングラスの脚(ステム)に巻き付けて補強、その後に、横向きにして全体に巻き付けます。余った部分は、ワイングラスの内側へ折り返して入れましょう。
包丁など刃物類
新聞紙などで、包丁全体を包みます。その後に、ダンボールを半分に折ったものを上から被せて、ガムテープで固定します。刃物が飛び出して来ないように全体をガムテープでグルグルと巻きましょう。(※新聞紙ではなく厚手のタオルに包み、テープで固定する方法もあります。)
また、刃物は袋に入れておき「刃物 キケン」と大きな文字で記載しておきます。刃物による事故を防止するためにも、袋の中に刃物が入っていることが分かるように大きな文字を書きましょう。
衣類
服や靴の衣類の荷造りは効率的に行えます。まず、収納ケースに入っている衣類はそのままの状態で運んでもらえます。荷造りの手間が省けてタンボールの節約にも繋がります。
しかしキャスター付き収納ケースの場合は、キャスターを外しておきましょう。トラックの中でキャスター転がって、家具や家電を傷つけてしまう恐れがあるからです。
クローゼットに掛けている衣類が多い場合は、ハンガーボックスを使用して梱包していきます。ハンガーボックスとは、ハンガーに掛けた状態で入れられる梱包資材です。スーツやドレスなどのデリケートな衣類の梱包にも役立ちます。衣類を折り畳む必要がないためシワが付きにくいです。
タンスなどに折り畳んで片付けている衣類は、収納場所別に分けて梱包するようにしましょう。帽子は似た形を重ねてダンボールに入れると型崩れが防止できます。また、女性の方は、アクセサリーをお持ちかもしれません。アクセサリー類の小物は、小さな箱に詰めた後にダンボールに入れましょう。
大量の服がある場合は、引越しを機会に不要な服を処分してしまうのも1つの方法です。
布団
布団の梱包方法には、2通りの方法があります。
(1)圧縮袋を利用する
布団を圧縮袋に入れて、掃除機を使用して空気を抜くことで、嵩張る布団を圧縮できます。コンパクトなサイズになるため、運びやすくなります。しかし毛布布団を圧縮してしまうと、素材の風合いを損ねてしまう恐れがあるため注意してください。
(2)布団袋を利用する
引越し業者に相談をすれば、布団袋を用意してもらえます。布団を折りたたみ、布団袋に入れていきましょう。布団袋に入れる際は、敷布団·掛け布団·毛布·シーツ·ブランケット·枕の順番を守ってください。
梱包完了後に上下をひっくり返すと、重みでコンパクトになります。また、布団袋の紐は解けやすくなっているため、ガムテープなどで留めておくと安心です。
大型家具
組み立て式の家具の場合は、購入時の状態に分解しておくと運搬作業がスムーズに進みます。家具を分解するときには、部品を紛失してしまわないようにビニール袋に入れましょう。
また引越し業者の中には大型家具をそのままの状態で運搬してくれたり、解体や組み立てを代行してくれるところもあります。
そのため大型家具の梱包については引越し見積もり依頼のときに相談をしてみるのがいいでしょう。
電化製品
冷蔵庫や洗濯機は、内部に水が残らないように水抜きをしてください。内部に水を残してしまうと、移動時に機械部分に水が入り込み故障の原因となってしまいます。水抜きは一晩かかるため、引越し前日にコンセントを抜いておきましょう。
冷蔵庫や洗濯機の大型家電の梱包は、引越し業者が専用の梱包材を使用して手早くカバーしてくれるため、梱包作業の必要はありません。
テレビやパソコンなどの精密な電化製品は、衝撃に弱いため注意してください。精密機器は衝撃を受けると破損して起動しなくなるため、緩衝材に包んで外箱に戻しておきましょう。
外箱を捨ててしまった場合は、緩衝材や新聞紙で包んで、電化製品のサイズに合うダンボールに入れます。ダンボールの中で精密機械が動かないように、隙間にも緩衝材を詰めましょう。
本
本を紐で結ぶと運搬してくれない引越し業者も存在するため、ダンボールに入れておきましょう。本の重量で段ボールの底が抜けないように注意を払わなければいけません。そのため、本を梱包する段ボールには、小さいサイズを使用して、1箱の重量が10kg~15kg程度に収めまるように気をつけましょう。
1箱の重量を計測することが面倒な方は、下記の重量を目安にしてみてください。
荷物 | 1冊の重量 | 梱包の目安数 |
単行本 | 約160g | 100冊程度 |
ハードカバー(B5) | 約500g | 30冊程度 |
週間少年誌 | 約700g | 20冊程度 |
シャンプーや洗剤
シャンプーや洗剤などのサニタリー用品は、引越し前に使い切るのが理想です。どうしても、新居に持っていきたい場合は、液体が漏れないように梱包をしましょう。
ポンプ式は、ポンプを押し切って、左に回転させることで購入時の状態に戻せます。スプレー式は、噴出口を回転させて「止」の状態にしておきましょう。また、噴出口やグリップ部分は緩衝材で保護をしてください。
液漏れ対策として、ビニール袋に入れておくと安心です。ビニール袋を二重にしておくと、液漏れの被害を最小限に抑えることができるため、手間がかかりますが、ビニール袋で対策をしておきましょう。
釣り道具
釣り道具の中でもリールやルアーの小物は、緩衝材で包んで段ボールに入れるだけで済みますが、釣り竿は折れやすいので気を付けなければいけません。
釣り竿が梱包できるダンボールも販売されています。四角形のダンボールよりも、三角形のダンボールの方が破損しにくいです。
どうしても、段ボールの破損リスクに不安を感じる場合は、コストが上がりますが、ボイド管を購入しましょう。ボイド管に釣り竿を入れておけば破損する恐れがありません。
また、段ボールやボイド管に釣り竿を入れた後は、中に緩衝材も入れて、箱の中で釣り竿が動かないようにしておきましょう。箱を軽く振っても、中で釣り竿が動かない状態にしてください。
フィギュアや模型
フィギュアや模型の外箱がある場合は、購入時の状態に戻しておきましょう。フィギュアや模型の形に合わせた作られたブリスターパックに戻して、箱に入れておけば、フィギュアや模型が破損したり傷が付いたりする心配もありません。
外箱がない場合は、フィギュアや模型をプチプチで包みます。プチプチで包む場合は、1箇所に衝撃がかからないように全体的に包んでください。ダンボールに入れた後、フィギュアや模型が動かないように、新聞紙やタオルで隙間を埋めます。
フィギュアや模型を緩衝材で包む場合は、新聞紙の使用を控えてください。新聞紙を使用してしまうと、フィギュアや模型に色移りしてしまうことがあります。そのため、プチプチなど色移りの恐れがない緩衝材を使用しましょう。
楽器
ギターなどの弦楽器やトランペットなどの管楽器には、ハードケースが付いています。しかし、ハードケースに入れていても、振動により傷がつくこともあるため、安心してはいけません。
ハードケースの中に緩衝材を入れたり、ヘッドやネックなどのデリケートな部分を緩衝材で包んだりしましょう。また、ハードケースの外側を緩衝材で包んでおくと、振動を和らげる効果があります。実際にハードケースを揺らしてみて、楽器が動いていないかを確認してみてください。
大手引越し業者の梱包サービスでは、楽器の梱包は対象外となっています。そのため大切な楽器を傷から守るためにも、ご自身の手で緩衝材を使用してしっかりと梱包してください。
自転車
競技用バイクやロードバイクなど高価な自転車を持っている方は、衝撃による傷から守るために分解して梱包しておきましょう。まず、自転車の前輪と後輪、サドルを外します。その後、各骨組みやギア、ハンドルに緩衝材を巻き付けます。
専用の段ボールには、自転車が逆さまになるように入れてください。また、段ボール内に小さく折り畳んだダンボールを壁になるように入れて、サドルやタイヤを入れていきます。
[一人暮らし]引越し業者・プランの選び方
一人暮らしの引越しで荷造りをする方は、引越し料金を安く抑えたいと考えている方が大半です。実際に自分自身で荷造りを行えば、引越し料金は安く抑えられます。
また、引越し業者やプランの選び方でも料金は安くなることを理解しておきましょう。ここでは、料金を安く抑えるための引越し業者やプランの選び方をご紹介します。
単身引越しプランと単身引越しパックの違い
一人暮らしの引越しを依頼する方法として「単身引越しパック」と「単身引越しプラン」があります。似たような名前ですが、サービス内容は大きく異なるため注意してください。
単身引越しパック
単身引越しパックは、コンテナボックスに入る荷物量の引越しが対象となります。コンテナボックスに荷物を詰めて、ほかの輸送荷物と混載して運ぶため、引越し料金を安く抑えられます。
料金は約1.5万円~4万円と安いですが、ダンボールが有料になるなどサービス面は充実していません。コンテナボックスはサイズが小さいため、荷物が少ない方向けのサービスとなっています。
·単身引越しプラン
単身引越しプランは、コンテナボックスに入り切らない荷物量の方向けのサービスです。プラン名に単身と付いていますが、基本的にトラック1台をチャーターするため、ほかの引越しプランと同等の扱いとなります。料金は約3~10万円ですが、ダンボールの無償提供などサービス面が充実しています。
[比較]単身引越しプランの内容と価格
コンテナボックスのサイズは小さいため、一人暮らしの引越しでは「単身引越しプラン」が使用されます。引越し業者には大手引越し業者と地域密着型の業者が存在するため、プランの内容と価格を比較してみましょう。
大手引越し業者 | 価格 | 内容 |
---|---|---|
サカイ引越しセンター | 37,000円~ |
大手引越し業者は、荷造り・荷ほどきを自分で行って引越し費用を安くお和える基本コースから、荷造り・ほどきをお任せできるフルコースまで用意されている。梱包材料は支給してもらえる。 家具クリーニングや各種電気工事、家財道具の一時預かりサービスなど、豊富なオプションサービスが提供されています。 |
アート引越しセンター | 43,000円~ | |
アリさんマークの引越し社 | 25,000円~ |
※上記の平均費用相場は近距離で換算しています。
東京の地域密着型引越し業者 | 価格 | 内容 |
KIZUNA引越しセンター | 21,600円~ | 作業2名の引越し料金価格。低価格ですが、基本的な梱包材料の提供のみとなっている。 |
カルガモ引越しセンター | 15,800円~ | 業界最安値の料金体系でありながら、梱包材料の支給など高品質なサービスを提供 |
ケーエー引越しセンター | 13,500円~ | 引越し2名の引越し料金価格。低価格ですが、梱包資材はオプションとなっている。 |
アイビス引越しセンター | 12,000円~ | 低価格の引越し料金を実現しているが、早期の申込み、平日のお引越しに該当する場合の料金となっている。 |
カルガモ引越しセンターは、160万件の引越し作業実績を誇る引越し業者です。業界最安クラスの料金体系と高品質のサービスで、多くのお客様に支持されています。
[一人暮らし]引越し後の荷ほどきのコツ
一人暮らしの引越し作業の荷ほどきにもコツがあります。新居での快適な暮らしを手に入れるためにも、引越し後の荷ほどきのコツも抑えておきましょう。
荷ほどきでよくあるトラブル
引越し後の荷ほどきでよくあるトラブルは、手当たり次第にすべてのダンボールを空けてしまった結果、滅茶苦茶になってしまって、計画どおりに荷ほどきが進まなくなってしまうことです。
また、荷造りとは異なって、荷ほどきにはタイムリミットが存在しません。そのような事情に甘えが出てしまって、面倒な作業にやる気が湧かずに放置してしまいがちになります。このような状態に陥ってしまうと、いつまでも荷ほどきが終えられません。
このようなトラブルを起こさないためにも、荷ほどきも計画性を持って取り組みましょう。
理想は、収納に約2日、整理整頓に約2日の合計4日です。合計4日で荷ほどきが終えられるように努力をしてみましょう。
大きな家具を配置する
引越し業者が大型家具を配置してくれますが、理想どおりのレイアウトであるかを確認してください。必要に応じて、家具を移動させましょう。本棚や食器棚の収納棚に物を片付けた後だと、家具を移動させることが難しくなってしまうため注意してください。
可能であれば、引越し前に新居の家具のレイアウトを決めておきましょう。あらかじめ、家具のレイアウトを決めておけば、引越し業者に指定した位置に家具を配置してもらえます。単身者の引越しでは、家具の移動は行いづらいため、事前に計画を立てておくとようにしましょう。
荷物を部屋に振り分ける
大型家具や電化製品をレイアウトどおりに配置した後は、段ボールの荷ほどきの作業を始めます。ダンボールの荷ほどきをする前に、荷物を部屋別に振り分けましょう。振り分け作業を行うことで、荷ほどきの時間が短縮できます。
部屋別に振り分けを行っておこなわないと、あちこちの部屋を行き来して、該当するダンボールを探し回らなければいけなくなります。このような事態を招かないためにも、最初に荷物を部屋ごとに振り分けましょう。
当日に必要なものから荷ほどきする
引越しの荷ほどきのコツは、優先順位をつけることです。荷ほどきの優先順位は下記のとおりです。荷造りを行うときに、引越し後に使用するものをまとめて梱包しておくと、効率良く荷ほどきが行えます。また、ダンボールに優先順位の番号を振っておくと、荷ほどきの作業を効率的に行えます。
[荷ほどきの優先順位]
- 引越し直後に使用するもの
- 日常生活によく使用するもの
- シーズンオフで使用していないもの
- 普段の生活であまり使用しないもの
その日に終わらせようと考えない
引越し後の荷ほどきは、想像以上に大変です。「株式会社リクルートの独自調査結果」によると、週末に引越しを行った場合、翌週末までに荷物が片付いている人が多いようです。
また、1週間~2週間未満かかった人は15.6%。約半数の人が2週間以内に荷解きを終えています。
引越し当日に、荷ほどきを終えられた人は8.5%と少数です。引越し当日に荷ほどきを終えることは、心身的に負担となります。そのため、当日中に荷ほどきを終わらせようと考えるのは控えましょう。
Q.あなたが引越しの荷ほどきが完了するまで、どれぐらいかかりましたか?
1日以内 | 8.5% |
2日~1週間未満 | 33.5% |
1週間~2週間未満 | 15.6% |
2週間~3週間未満 | 8.0% |
3週間~1ヵ月未満 | 8.9% |
1ヵ月以上 | 8.9% |
覚えていない/わからない | 16.5% |
まとめ
一人暮らしの引越し準備には、約1ヵ月間かかります。引越し準備を安易に捉えてしまって、1週間前まで準備をせずにいると、引越し当日までに荷造りが行えないなど、予想外のトラブルを招いてしまいます。
荷造りの状況次第では、当日の引越し作業を断られてしまったり、高額な梱包作業代が追加請求されたりするため注意してください。そのため、引越し準備は、スケジュールを立てて計画どおりに行いましょう。
荷造りの作業のポイントを押さえておけば、一人でも効率的に引越しの準備が行えます。また、正しい順番で荷造りすることで、ダンボールに詰めたものを再度取り出すような必要もありません。ぜひ、この記事で紹介をした荷造りのコツを押さえた上で、引越し準備を進めてみてください。
また、荷造りを自分で行う方の中には、少しでも、引越し料金を安く抑えたいという方が多いです。実際に、荷造りや荷解きを自分で行えば引越し料金が安く抑えられます。それだけではなく、引越し業者の選定方法でも、料金は安く抑えられます。
カルガモ引越しセンターは業界最安値の単身引越しプランを提供している引越し業者です。単身引越しプランの価格には、絶対的な自信を持っています。
そのため、引越し料金を安く抑えたいという方は、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。