引っ越し前にゴキブリが出やすい物件を回避! 新居の対策と注意点などは?

自分好みの部屋が見つかり、楽しみにしていた新生活。すべてを台無しにするのが、ゴキブリとの遭遇です。

キッチンや洗面所、廊下、ベランダ、ゴミ置き場など、さまざまな場所にゴキブリは潜んでいます

一度遭遇すると、家具やクローゼットの裏側、すき間などが気になり始め、心が休まらなくなってしまいますよね…。

これから生活する新居で、ゴキブリの出現に怯えて暮らすのは、精神的にきついと思います。

住んで早々に「もう嫌だ…引っ越ししたい」と後悔しないためにも、あらかじめゴキブリが出やすい物件を選ばないことが大切です

また、ゴキブリは換気扇や排水溝、エアコンのドレンホースなど、あらゆる場所から侵入してきます。新居で適切な対策を講じておかないと、いつの間にか発生してしまうことも…。

今回は、引っ越し前に知っておきたいゴキブリが出やすい物件や、新居で試したい対策駆除の注意点などについて解説していきます。

新生活でゴキブリの出ない暮らしを実現するためにも、ぜひチェックしてみてくださいね!

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INDEX

引っ越し前に知っておきたいゴキブリが出やすい物件

引っ越し前に知っておきたいゴキブリが出やすい物件

よく考えずに物件を選んで引っ越した結果、ゴキブリが大発生してトラウマになってしまう人も…。新生活で嫌な思いをしないためには、ゴキブリが出やすい物件を事前に把握して回避することが大切です。

早速、ゴキブリが出やすい物件の特徴から解説していきます!

近隣に自然が多い

ゴキブリは、本来土の中や落ち葉の下に生息している昆虫であり、緑の多い公園や森林が住処となりやすいです。

草が生えている遊歩道のような道の近くにあるマンションに住み始めた方が、ゴキブリが定期的に発生して困っている事例が見受けられます。

近隣に自然が多い環境にある物件を選ぶときは、ゴキブリについてあらかじめ警戒しておきましょう。

繁華街が近いあるいは飲食店が併設されている

ゴキブリは食べ物の中でも油分や糖分を好物としているので、居酒屋やレストランなどは住処となりやすいです。したがって、繁華街が近い物件はゴキブリが発生しやすい可能性があります。

繁華街が近くになくても、同様の観点から、飲食店が併設されている物件も注意が必要です。

居住専用の物件よりも飲食店が入っている物件のほうが、ゴキブリが発生するリスクが高まります。

ゴキブリがたくさん出るというクレームを受けた不動産業界の方によると、消毒・駆除を実施しても完全に追い払えないことがあるようです…。

したがって、飲食店が併設されている物件は安易に選ばないようにしましょう。なお、飲食店から距離が離れているほど、ゴキブリが発生しづらくなる可能性もあります。

仮に飲食店が1階にある建物に引っ越したい場合は、より高層の部屋を検討するとよいかもしれません。

ゴミ置場の管理が不適切

ゴミ置場は食べ物の残りが放置されるため、当然ゴキブリが発生しやすい場所となります。ゴミを捨てようとしてふいにゴキブリに遭遇して以来、ゴミを投げ入れる習慣がついてしまっている、という方も多いとか。

ゴキブリが大量に発生しているゴミ置き場から部屋が近ければ、部屋に出現してもおかしくはありませんよね。

一般的に、物件のゴミ置き場からゴキブリが発生したら、大家さんや管理会社に連絡すると、清掃や害虫駆除などの作業が実施されます。

ただ、大家さんや管理会社が責任を持って対処しない場合もあるようです。

物件を選ぶときにはゴミ置き場にゴキブリがいなかったとしても、その後発生する恐れがないとは言い切れません。

入居時にはゴミ置き場のゴキブリを確認するだけでなく、管理者の衛生対策や害虫発生時の対処方針についても確認が必要です。

共用部分が汚い

引っ越し後、部屋をキレイにしていればゴキブリは発生しないと思うかもしれませんが、共用部分が汚れていると物件だと話が変わってきます

たとえば、廊下や階段の排水口に水や泥などが蓄積されていると、ゴキブリがエサを求めて集まってしまうリスクが高いです。

もし共用部分でゴキブリが発生した場合、玄関や窓、ベランダからゴキブリが侵入するかもしれません。

物件を選ぶときは、マンションの共有部分がしっかりと手入れされているかどうかチェックしましょう。

築年数が古い

オウチーノ総研は2013年6月、首都圏に住む20歳~69歳を対象に、住居内の虫トラブルに関する実態調査を行いました。

調査結果によると、築年数とゴキブリとの遭遇回数(1年間)の関係は下記の通りです。

築年数ゴキブリとの遭遇回数
1~5年1.43回
6~10年1.87回
11~20年3.23回
21年以上4.98回

築年数が古いほど、ゴキブリとの遭遇回数も増える傾向があるとわかります。ちなみに、蚊との遭遇回数も同様に増えるようです。

引っ越し後に、ゴキブリを含めた害虫となるべく遭遇しないようにするには、可能な限り築年数が新しい物件を選んだほうが無難だといえます。

近隣が不衛生な環境

マンションやアパートの住人の中には、ゴキブリが気にならずそのまま不衛生な状態を放置してしまう方もいます

ゴキブリは繁殖のために新しい巣を求めて行動範囲を広げるといわれており、隣人の住まいに侵入してしまう恐れもあります。

業者に確認してもらったところ、隣人のベランダから侵入してきていることが発覚するケースも珍しくありません

その場合、ゴキブリが衣類につくことを恐れて、ベランダで洗濯物を干すのが嫌になってしまうことも…。

管理会社に注意してもらっても改善しないようであれば、引っ越しを検討せざるを得ませんよね。物件を借りるときは、害虫の発生による隣人トラブルが発生していないかどうか、不動産会社の担当者に確認しておきましょう!

近隣で植物を育てている

植物に与える肥料や土などはゴキブリのエサとなります。そして実は、肥料が与えられた土は卵を産み付けられやすいともいわれています。

庭に生ごみをまいて肥料にしようとした方が、ゴキブリが来て困ってしまったという事例もありました。

したがって、近隣の庭で肥料を使って植物を育てていると、ゴキブリが現れやすくなる可能性があります。

自分が植物を育てない場合は安心してしまうかもしれませんが、周辺に植物を育てている住居がないかどうか、念のためチェックしておくことが大切です。

木造のアパートや戸建て

一般的に、ゴキブリをはじめとする昆虫は、高温多湿な環境を好むといわれています。

その点、木造は高温多湿になりやすいので、ゴキブリが繁殖してしまうリスクがあります。

しかも、経年劣化によって木材が腐敗することもあり、すき間ができやすいです。すき間ができると、ゴキブリが侵入しやすくなるほか、壁の間に住み着いてしまうことも…。

したがって木造のアパートや戸建てを選ぶときは、ゴキブリが発生するリスクも想定しておきましょう。

入居者が野良猫にエサをやっている

賃貸物件では、ほかの入居者が野良猫にエサを与えていることがあります。そのエサを放置されてしまうと、近隣にゴキブリが湧いてしまうのです。

しかし放置されたエサなどに耐えきれず不動産屋に対処をお願いしても、対応してもらえないケースも…

最終的に解決できない場合、近隣トラブルに発展してしまいかねません

したがって引っ越し先を決めるときは、近くに野良猫用のエサが放置されていないかどうか、見落としなくチェックしておきましょう!

玄関と郵便受けが一体型になっている

玄関と郵便受けが一体になっている物件だと、郵便物が挟まっているときにすき間からゴキブリが侵入するリスクがあります。

実際に、薄暗い時間帯に新聞を取ろうとしたとき、ドアにいたゴキブリと遭遇してしまった方が見受けられました。

すき間からゴキブリが入って来るように思えてならず、新聞が到着したときにすぐに取らなければならないという気分になり、寝られなくなってしまったとのことです。

このようなトラブルをふまえると、引っ越し先で新聞を購読する予定のある方は、ドアとポストが一体化した物件は回避したほうがよいかもしれません。

引っ越し前に知っておきたいゴキブリが出にくい物件

引っ越し前に知っておきたいゴキブリが出にくい物件

ここまでゴキブリが出やすい物件の特徴について解説しましたが、反対にゴキブリが出にくい物件もあります。

事前に特徴を押さえて物件を選べば、ゴキブリとの遭遇率を減らせるはずです!

引き続きゴキブリが出にくい物件について解説していきます。

建物の造りが鉄筋コンクリート

木造の場合は経年劣化によってすき間が生じてゴキブリが侵入したり壁の間に住み着いてしまったりすることをお伝えしました。

その点、鉄筋コンクリート造りの物件は鉄筋を組み合わせて周囲をコンクリートで固めた構造です。基礎・柱・梁・床・壁・天井などが継ぎ目なく一体化されています。

すき間がない造りなので、木造のようにゴキブリが侵入したり、壁の間を住処にしたりすることはないでしょう

ただ、鉄筋コンクリートは重量があることから地盤によっては改良工事が必要になります。建築コストの関係から賃貸物件の中でも家賃も高くなっています。

ゴキブリとの遭遇率を減らしやすいのは安心ですが、家賃を抑えて暮らしたい場合には検討しづらいです…

収入に余裕がある場合は、建物の造りが鉄筋コンクリートの物件を検討してみてください。

比較的新しい物件

すでに築年数が古い物件ほどゴキブリが出やすく、築年数が新しい物件ほどゴキブリが出にくいことをお伝えしました。

比較的新しい物件を探すことが大切ですが、世間ではさまざまな賃貸情報があふれており、どのように見つければよいのか気になるところです。

その場合は、賃貸情報サイトで条件を設定して検索をするのがいいでしょう。

たとえば、お部屋探しの物件情報サイト「SUUMO(スーモ)」では、築年数の条件を指定して物件を検索可能です。

たとえば、「新築」「1年以内」「3年以内」などを指定できます。また、並び替えの設定変更にも対応しており、築年数が新しい順に表示させることも可能です。

ゴキブリの出にくい比較的新しい物件を探すときは、条件や並び替えの設定機能を有効活用してみてください!

高い階層にある

集合住宅では、階層が高い場所にある物件ほど、ゴキブリとの遭遇回数が低いことが知られています。

根拠として、再びオウチーノ総研が行った住居内の虫トラブルに関する実態調査をご紹介します。

調査結果によると、集合住宅の階数とゴキブリとの遭遇回数(1年間)は下記の通りです。

階数ゴキブリとの遭遇回数
1~2階3.39回
3~5階3.61回
6~10階1.28回
11階以上0.07回

階数が少ないとゴキブリと遭遇しやすく、階層が高いとゴキブリが遭遇しづらいことがわかります。11階以上になると、ほぼ遭遇しないようです。

ゴキブリと遭遇するリスクを下げたい方は、なるべく階層が高い場所にある物件を検討しましょう。

エレベーターや非常階段から遠い位置にある

階層が高い場所だとゴキブリが出にくい可能性があるとお伝えしました。しかしそうであってももちろん、完全に出ないとは言い切れません。

たとえばエレベーターにゴキブリが乗り込んだりシャフトを伝うことで、上層階に移動する可能性もあります。

したがって、エレベーターから離れた位置にある物件のほうがゴキブリのリスクは低いといえるでしょう。

また、ゴキブリは普段人がいない場所に集まりやすいので、非常階段に近い場所も避けたほうがよいといわれています。

共用部の清掃が適切に実施されている

前章でご説明したように共用部が清潔であれば、室外でゴキブリが発生しにくくなり、室内に侵入するリスクも減ります

つまり、共用部の清掃が適切に実施されている建物の物件であれば、ゴキブリと遭遇しづらくなるといえます。

マンションでは、外部の清掃業者に委託して共用部分の清掃が実施されるケースが多いです。

したがって、清掃会社の業務品質が高ければ共用部分がきれいになり、ゴキブリが発生しづらくなるはずです。

基本的に清掃会社のホームページを確認すれば、清掃の内容を詳しく把握できます。物件を契約する前に可能であれば、不動産会社に共用部を担当する清掃会社について、確認してみるとよいかもしれません。

ゴミ屋敷が周辺にない

ゴミ屋敷では、食べ物やゴミ山の視角も多く、ゴキブリが大量に発生しやすいです。ゴミ屋敷の清掃を任された経験のある方の体験によると、1DKの部屋で100匹ほどのゴキブリの存在を感じたことがあるといいます。

このように、ゴミ屋敷で発生するゴキブリの数は膨大です。近くにゴミ屋敷がいれば、ゴキブリの被害を受けるリスクが高まることは容易に想像できますよね。

したがって、ゴミ屋敷が周辺にない物件であれば、ゴキブリと遭遇するリスクが減ります。

ただ、ゴミ屋敷の存在は1戸建てに限りません。マンション内でゴミ屋敷が発生して、ゴキブリが異常発生するケースもあります。

ベランダが汚い部屋や同じ洗濯物がずっと放置されている部屋などが外から見える場合は、室内がゴミ屋敷になっている可能性も疑えます。

不自然な部屋がないかどうか、マンションの外観をチェックすることも大切です。

飲食店が少ないエリアにある

飲食店は、食べ物や水気、設備の隙間が多いため、ゴキブリが発生しやすいスポット。したがって、飲食店が少ないエリアであれば、ゴキブリが出にくい物件を探しやすくなるといえます。

賃貸物件情報を提供しているホームメイトの情報をもとに、首都圏のエリア別に飲食店の数をまとめてみました。なお、2023年1月時点に公式ホームページで確認できた内容にもとづいています。

エリア飲食店の数(人口1,000人あたり)
東京都5.8店(全国第3位)
埼玉県3.34店(全国第46位)
神奈川県3.6店(全国第43位)

東京都は人口が集中しているエリアなので、イメージ通りかもしれませんが、やはり飲食店がトップクラスに多いです。しかし、周辺の埼玉県や神奈川県は全国的に見ても飲食店が少ないエリアだとわかります。

ゴキブリとの遭遇率を減らすために飲食店が少ないエリアに引っ越したいのであれば、東京都ではなく近隣の県などで物件を探してみてはいかがでしょう

公園や森林などが少ないエリアにある

すでに、ゴキブリは緑の多い公園や森林など自然が多い場所を住処にすることをお伝えしました。

したがって、公園や森林などが少ないエリアであれば、ゴキブリが出にくい可能性があります。

自然が少ないエリアを探すのに役立つのがGoogleMapです。GoogleMapでは衛星画像から識別するカラーマッピングアルゴリズムによって、自然環境が視覚的に把握できるように地図に色が付けられています。

たとえば、密林は濃い緑色、低い木がまばらに立つエリアは薄い緑色などで表示されます。

引っ越しを検討しているエリアの色を確認すれば、自然が多いかどうかが一目瞭然です。

また、GoogleMap上では基本的に公園も緑色で表示されています。公園のある場所を避けたいときも便利です。

「自然が多い場所だとゴキブリが多くて怖そう…」と感じる方は、GoogleMapを有効活用して引っ越し先を検討してみてください!

ガーデニングに不向きな環境

植物の種類を問わず、ガーデニングでは鉢やプランターの植え替えをするときに、ゴキブリと遭遇することがあります。

したがって、ガーデニングに不向きな環境にある物件を選べば、ゴキブリと遭遇するリスクを減らしやすいです。

たとえば、専用の庭が付いていないマンションであれば、ガーデニングをする方が集まりにくいですよね。

また、植物を育てるには日光が必要であるため、周辺に建物が多い物件もガーデニングには不向きになります。

そのほか、高層マンションでは安全性の問題から小さな鉢植えやプランターなどの設置を禁止する場合もあるようです。

引っ越しを検討している物件について、マンションの管理規約を確認してみましょう。

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引っ越し先の新居でゴキブリが出る場所

引っ越し先の新居でゴキブリが出る場所

ここまでゴキブリが出やすい物件と出にくい物件をご紹介しました。ただ、引っ越し後にゴキブリが出なくても油断はできません。適切な対策を講じなければ、いつの間にか発生してしまうことも…。

一か所でも多くゴキブリが出やすい場所を知っておき、それぞれに対策をしていくことが重要です。

引き続き、引っ越し先の新居でゴキブリが出る場所をまとめてみました! 対策を検討する際にチェックしてみてください。

換気扇やレンジフード

ゴキブリは油や食べ物の臭いにつられて寄ってくるため、換気扇から侵入してくる恐れがあります。したがって引っ越し後は、換気扇に付着した汚れを取り除いて、清潔に維持していくことが重要です。

また、換気扇の取付部位が劣化して、壁との間にすき間が空いていると小さなチャバネゴキブリなどが室内に侵入してしまいます。すき間が確認できるようであれば、パテを使うなどして埋める必要があります

換気扇のプロペラがむき出しになっている場合は、虫よけネットをセットすることも検討しましょう。

また、レンジフードもゴキブリが出る場所として知られており、中には滑り落ちていく光景を見てしまった方の事例も…。

レンジフードの上の部分は、キッチンの電気コードを通すために外壁が一部むき出しになっていることがあります。見えづらい部分なので、引っ越し後に一度確認しておくようにしましょう。

キッチンのシンク

食べ物と水のあるキッチンはゴキブリにとって快適な環境です。キッチンの三角コーナーに野菜のくずのような生ごみを放置しておくと、ゴキブリが寄ってきてしまいます。生ごみは長期間放置せず、なるべく早くゴミ袋に入れて密封するようにしましょう。

また排水溝まわりもゴキブリが出現しやすいポイントです。こちらは下水道につながっているため、ゴキブリが外部から入ってくる可能性もあります。

一般的に、排水管は途中で水をためる排水トラップという部分があり、害虫が侵入しないように工夫されています。

排水溝付近でゴキブリを見かける場合、もしかすると排水トラップが存在していない可能性もあります。古い建物だと稀についていないことがあるようなので、引っ越し後に気づいたら大家さんや管理会社に相談してみましょう!

洗面台と排水溝付近

洗面台は湿気と水が多く、汚れもたまりやすい場所で、ゴキブリが好みやすい環境です。また、キッチンと同様に排水溝が下水道につながっていて、侵入経路となるリスクもあります。

歯みがき用コップの近くに、黒い物体が見えるという恐ろしい事態も…。基本的には気温と湿度を低くすることが対策として重要です。

ゴキブリは雑食なので髪も食べます。その点、洗面台は乾かす場所でもあり、髪の毛が抜け落ちやすいです。引っ越し後は、ゴキブリのエサを増やさないよう、床に落ちた髪の毛はもちろんのこと、排水溝にたまった髪の毛をこまめに捨てるようにしましょう

浴槽のエプロンの内側

ゴキブリの住処となりやすい部分として、浴槽のエプロンの内側が挙げられます。浴槽のエプロンとは、浴槽の側面にある配管を隠しているカバーです。

エプロンの内側には空洞があり、日常的に隙間からお湯が入り込むことがあります。湿気とともにカビや水あかなどの汚れもたまりやすく、ゴキブリが発生してしまうリスクがあります。

したがって、定期的にエプロンを取り外して、内側を掃除することが大切です。

エプロンの取り外し方や取り付け方はメーカーによって異なります。掃除をするときは説明書を確認しましょう。

エアコンのドレンホース

エアコンからゴキブリが出るといううわさを聞いたことはないでしょうか?

実はこれは事実でエアコンには構造上、ゴキブリが侵入してくるリスクがあります

エアコンはドレンホースという排水用のホースで、運転時に発生する結露水を外に排出しています。暗くてジメっとしたドレンホースは、ゴキブリに好まれやすい環境であり、侵入経路となる恐れがあるのです。

対策として効果的なのが防虫キャップです。ドレンホースに差し込むだけでゴキブリの侵入を防いでくれます。

ただ、ドレンホースにホコリやゴミが詰まった状態で装着すると、排水がうまくいかずエアコンから水漏れすることもあり、注意が必要です。

専門業者に清掃を依頼するとともに装着してもらうのが無難だといえます。

エアコンの配管穴

エアコンは室内機と室外機で冷媒を循環して室内の温度を調整する機器です。室内機と室外機を配管でつなげるために、室内の壁に配管穴をあける必要があります。

しかし、配管穴のすき間を塞ぐパテが古くなると、ゴキブリの侵入口になってしまうことも…

すき間が生じている場合はエアコン配管用のパテを使って埋める方法があります。賃貸物件の場合は、大家さんや管理会社に相談してから対処しましょう。

押入れやクローゼットの内側

ゴキブリは暗闇に身を隠すことで自分を守るため、暗がりのスペースが多い押し入れに入り込んでしまうことがあります。

部屋に発生したゴキブリが壁を這いずり、押し入れに逃げ込んだ瞬間を目撃したことがある方も多いのではないでしょうか。

押入れの中では、細かいホコリもエサとなってしまうので、定期的に掃除をしましょう。ダンボールもゴキブリの住処となってしまいがちです。引っ越し後に不要であれば、なるべく早く処分することをおすすめします。

押し入れと同様に暗がりとなるスペースがクローゼットの内部です。クローゼットは閉めたままにしていると、内部の湿度も高まってしまいがちで、ゴキブリが発生するリスクがあります。

定期的に換気をして湿度を低くする必要があります。効率的に除湿したいのであれば、市販の除湿剤の使用も検討しましょう。

室外スペース

マンションの場合、室内だけでなく室外のスペースにゴキブリが発生するケースが少なくありません。

帰宅後に廊下を歩いて自室に向かっているとき、玄関前を通り過ぎていくゴキブリを見かけることも

室内への侵入を防ぐ対策としては、可能な限り玄関のドアを開ける時間を減らすことが挙げられます。玄関の近くに毒餌タイプの殺虫剤を置くのも効果的です。

室外のスペースとしては、ベランダもゴキブリが発生する場所として知られています。鳥のフンが落ちたり、室外機周辺にホコリがたまったりするからです。ゴキブリの食べ物がたまらないように適宜掃除をしましょう!

屋根裏の収納スペース

屋根と最上階の天井との間に物を置ける便利な屋根裏収納。実は、ゴキブリが巣をつくってしまうことがあります。収納内にいつの間にかゴキブリが発生するようになってしまえば、必要な物を取り出すときに怖い思いをしてしまいますよね。

多くの屋根裏収納ははしごなどで出入りすると思われるので面倒かもしれませんが、あらかじめ毒餌を設置しておき、ゴキブリが発生していないか定期的に確認するのが無難だといえます。

建物の外壁

引っ越し後にゴキブリ対策をするときは、生活する室内に目が向いてしまいがちですが、建物の外壁周辺もチェックしなければなりません。

たとえば、古い建物で外壁に穴が開いていると、ゴキブリの侵入経路となってしまうリスクがあり、外壁用パテなどで埋める必要があります

また、ゴキブリが外壁をつたって建物を登る恐れもあるため、2階以上の高さでも油断はできません

窓から侵入するリスクもあり、網戸を設置する必要があります。網戸がないようであれば、不要な窓の開け閉めを減らすことも重要です。

建物の周辺

建物の周辺にゴキブリがいると、引っ越し後の物件でも安心して生活できません。

建物周辺でゴキブリが発生しやすい場所として挙げられるのが側溝やマンホールです。

道路にある側溝やマンホールから、数百匹単位のゴキブリが生じてしまった事例もあります。その場合、堀や建物などでもゴキブリを見かけるようになってしまうようです。

引っ越し前に周辺を散策すれば、事前に察知できるかもしれませんが、あとで気づいた場合は悲惨ですよね。

害虫に困っている場合、自治体の衛生課に相談すれば、駆除方法や駆除器具・薬剤の使用方法などを教えてもらえます。自分でどうにもならない場合は、専用の窓口も案内してもらえます。

ただ、自宅以外に発生している場合、まずは土地の管理者に問い合わせが必要とのことです。必要に応じて関係者に相談してみましょう。

引っ越し前に試したいゴキブリ対策

引っ越し前に試したいゴキブリ対策

ここまで引っ越し先でゴキブリが発生する場所についてお伝えしました。引っ越してから害虫対策をすることも重要ですが、対策をするまでにゴキブリと遭遇してしまうリスクもありますよね。

そこで、引っ越し前から新生活に向けてできるゴキブリ対策を解説します。快適な新生活を送るためにも、必ずチェックしておきましょう!

引っ越し時にトラックで殺虫してもらう

引っ越しをするときに多用するダンボール。実はこちらもゴキブリの大好物となります。新居にゴキブリを一緒に運んでしまうリスクがないとは言い切れません。

したがって引っ越しのときに、トラックでゴキブリを運ばないようにする対策が必要です。

具体的に検討できるのが、引っ越し業者にトラックの中で薬剤の散布により駆除してもらう方法です。

ただ、近距離だと時間が短く効果が薄くなるので、サービスを受け付けてもらえないこともあります。

また、有料サービスとして提供されることがあるので、詳細は各業者に確認が必要です

引っ越し前にくん煙剤を使う

ゴキブリ対策として定番なのが、ミクロな煙で害虫を一網打尽にできるくん煙剤です。

たとえば、くん煙剤のバルサンは這い出させる効果とノックダウン効果、キル効果などによって、ゴキブリの息の根を止めます。使用方法を間違えなければ、人体やペットなどにも害を及ぼさないといわれています。

引っ越しは忙しいイベントであることから、搬入後の落ち着いたタイミングでくん煙剤を使いたいと思うかもしれません。

ただ、くん煙剤を使用するときは生活品に煙が直接触れないように準備が必要です

一般的な製品だと、食品・食器・おもちゃ・寝具・衣類・仏壇仏具などをビニールシートや新聞紙などでカバーしたり、部屋の外に出したりしなければなりません。

テレビやパソコン、ピアノなどにもカバーが必要です。ペットや観賞魚、植物などについても、部屋の外に出さなければいけません。

引っ越し後だと、たくさんの物が新居に搬入されてしまうため、くん煙剤を使うのが面倒になってしまいがちです。

その点、搬入前であれば物を煙から保護する手間も生じません。したがって、新居の鍵が使える日から搬入日までに余裕があれば、搬入前にくん煙剤の使用を検討してみましょう。

引っ越し前に駆除エサ剤を設置する

引っ越し前のゴキブリ対策として検討しやすいのが、駆除エサ剤を設置する方法です。

駆除エサ剤は、置くだけでゴキブリに殺虫成分を摂取させて駆除できます。しかも、エサを食べたゴキブリだけでなく、糞や死骸を食べた巣のゴキブリも殺虫できるので、効果範囲が広いです。

引っ越し後に駆除エサ剤を設置しようとしている方もいるかもしれません。

駆除エサ剤を食べたゴキブリはすぐに死ぬわけではなく、徐々に殺虫されます。そのため、引っ越し後よりも引っ越し前に設置したほうが、入居後にゴキブリと遭遇するリスクを減らしやすいといえます。

効果の持続期間の目安は1年間ほどです。引っ越し前に一度設置しておけば、新生活が始まってから長い間、ゴキブリに対する不安を和らげられるに違いありません。

効果的な置き場所は下記の通りです。

  • コンロの下
  • 流しの下
  • 玄関付近
  • 窓際
  • ベランダ
  • 換気扇付近

ゴキブリが出やすいと感じる場所に設置してみてはいかがでしょうか。

ゴキブリの卵を除去しておく

引っ越し前にゴキブリの卵が放置されてしまえば、新生活が始まってから怖い思いをすることになりますよね。

管理会社によっては入居前に鍵をもらって掃除できる場合があるので、引っ越し前にゴキブリの卵を見落とさずに除去しておくことが大切です。

ゴキブリの卵は下記の場所で見つかりやすいです。

  • 台所のシンク下やトイレ、洗面所の排水管周辺
  • 天井裏
  • 床下
  • エアコン室外機の裏
  • 樹木の根元
  • 雨水枡
  • 側溝の中

ゴキブリの卵は固い卵鞘に覆われています。そのため、ゴキブリの成虫に使われる殺虫剤やくん煙剤は卵には効果が出ないようです。

したがって、基本的にはトングやティッシュなどを使ってビニール袋に入れて殻を割り、燃やせるゴミとして処分することになります。

卵を発見した場所の近くには巣があるかもしれないので、駆除エサ剤を設置しておきましょう!

外部からの侵入を想定して対策する

外部からの侵入経路が存在していると、入居するまでの間にゴキブリが入ってくる恐れがありますよね。

したがって、引っ越し前に新居を掃除するタイミングで侵入経路をチェックして、一つひとつ対策を講じることが重要です。

たとえば、キッチンのシンク下にある排水管を通すための穴のすき間から、ゴキブリが侵入することがあります。すき間をなくすために、パテを使用する方法を検討可能です。

排水溝付近もゴキブリが侵入しやすいため、水回りに駆除エサ剤を設置する方法も検討してみましょう。

そのほか、玄関ドアの狭いすき間からゴキブリが侵入してくる可能性も想定されます。気になる部分は補修テープなどで塞いでおきましょう

賃貸の場合だと通風口がそなわっていることもあるので、網目の細かいフィルターを貼るのも対策の一つです。

必要のない家具や観葉植物などを持ち込まない

一般家庭でよく見かけるクロゴキブリが生む卵鞘には、卵が22~28個入っているとのことです。

SNSでは、今まで使っていた家具を新築の新居に持ち込んだ結果、ゴキブリの卵がついていてせいで大量に成体が発生してしまったという事例も共有されています。

したがって、必要のない古い家具はなるべく新居に持ち込まないようにしたほうが無難だといえます。

また、観葉植物の葉や幹などもゴキブリが卵を産みつけやすいです。新居でゴキブリが増えないようにしたいなら、引っ越し先には持ち込まないほうがよいといえます。

そのほか、待機電力で暖まっている家電製品もゴキブリの住処となりやすく、ファックスやプリンターの中に卵がある可能性もあります。

引っ越しする前に、ゴキブリの住処となりやすい物を自分なりに精査して、不要であれば処分するようにしましょう

専門業者にゴキブリの駆除を依頼する

ここまでさまざまなゴキブリを駆除する方法をお伝えしましたが、対策に効果が出るか不安を感じる方もいるかもしれません。

その場合は、引っ越し前にゴキブリの専門駆除業者に対策を依頼する方法も検討してみましょう。

たとえば、ダスキンでは「引越しムシ駆除サービス(除菌プラス)」という入居前の害虫対策を受け付けしており、ゴキブリが生息しやすい場所や侵入しやすい場所に、専門家が駆除剤を設置してくれます。

ドアノブやスイッチプレートなども除菌してくれるので新生活が快適に!

ちなみに標準料金は16,500円(税込)~です。

ただ、ゴキブリ駆除サービスは部屋が広い場合、料金が高くなってしまう傾向があります。引っ越し費用が想定よりも高くなってしまうと、依頼しづらいかもしれません。

ゴキブリ駆除サービスの利用を検討している方は、事前に料金を把握したうえで引っ越し資金を準備しておきましょう。

引っ越し業者に事前クリーニングを依頼する

賃貸物件に引っ越しする場合、以前にどのような人が住んでいたかわからず、汚い部分が残っていればゴキブリが発生しやすくなってしまいますよね。

そんな方に検討してほしいのが、引っ越し業者の事前ハウスクリーニングです。引っ越し前にゴキブリが出やすそうな部分も含めてまるごと新居を掃除してもらえます。

引っ越し前は、荷造りやインフラの手続きなどやることがたくさんあるため、入居前に自分で掃除するのが難しい場合もありますよね。

新生活でゴキブリが出にくいきれいな環境で過ごしたい方は、引っ越し業者に事前クリーニングを依頼してみてはいかがでしょう。

カルガモ引越センターにも引っ越し先事前クリーニングというオプションサービスがございます!ぜひお気軽にお問い合わせください!

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引っ越し後に試したいゴキブリ対策

引っ越し後に試したいゴキブリ対策

ここまで引っ越し前にできるゴキブリ対策をご説明しました。ただ、引っ越し前にゴキブリ対策をしても、引っ越し後の対策を怠ってしまえば、ゴキブリが発生するリスクが高まります。

引っ越し後も油断せずにゴキブリ対策を講じておきましょう。引き続き、引っ越し後のゴキブリ対策をまとめて解説していきます!

引っ越し後も定期的にくん煙剤を使う

引っ越し前にくん煙剤を使う対策をお伝えしましたが、一度使えばゴキブリの発生を永続的に抑えられるわけではありません

というのも、ゴキブリの卵は卵鞘という硬い殻に覆われているので、薬剤が内部まで届きません。そのため、引っ越し前にくん煙剤を使っても、孵化する前のゴキブリを駆除できないリスクがあります。

したがって、卵が孵化して幼虫が発生したときに再び駆除するのが効果的です。

ゴキブリの場合は、たくさん発生しやすい春から初夏にかけて駆除するのが理想になります。夏休みの旅行や帰省のタイミングにあわせて利用することも検討してみましょう。

駆除エサ剤を定期的に取り替える

引っ越し先にゴキブリの駆除エサ剤をたくさん設置したからといって油断できません。

なぜなら、駆除エサ剤の効果は約1年間が目安となっているので、引っ越し後にも定期的に取り換える必要があるからです。

ただし、製薬メーカーによると長期間セットしておくと、ホコリを被ったり吸湿したりして、誘因性や摂食性が悪化する恐れもあるとのことです。

したがって、1年以内であっても適宜交換が必要になります。新生活に慣れてきたら、設置した部分を再度点検して、ホコリまみれになっている駆除エサ剤があれば、交換を検討しましょう!

家具や家電を配置したあとすき間に殺虫剤をかける

引っ越し後に家具や家電を室内に配置すると、すき間も多く生じてしまいます。時間が経過するとそこにゴキブリが隠れる恐れがあり、対策を講じる必要があります。

具体的な対策方法として検討できるのが、すき間専用の殺虫剤です。

ゴキブリが潜めるようなすき間にシューっと吹きかけるだけで、ゴキブリを退治できます。まちぶせ成分によって知らない間にゴキブリを駆除することも!

一般的な製品であれば数週間効果が続くので、引っ越し後に定期的に吹きかければ、見えない場所に怯えずに暮らせるようになるはずです。

引っ越し後は、すき間専用の殺虫剤をフル活用してみましょう。

すぐ使える場所に殺虫剤を用意しておく

引っ越し後にさまざまな対策を講じても、ゴキブリが発生してしまうことがあります。

ゴキブリと遭遇したそのときに殺虫しなければ、どこかに隠れて卵を産まれてしまうかもしれません。見えないところに潜むゴキブリに怯え続けるのもストレスになります。

確実に殺虫できるように、ゴキブリ用の殺虫剤をすぐに使える場所に用意しておきましょう。

遭遇した部屋と別の場所に殺虫剤があると、取りに向かっている間にゴキブリを見失ってしまいます。したがって、ゴキブリが出現しそうな各部屋に設置しておくのが理想的です。

ただし、ゴキブリ用の殺虫剤は高温になると破裂する危険があります。そのため、直射日光のあたる場所やストーブ、ファンヒーターの近くなどに保管しないように注意が必要です。

詳しい保管場所は実際に使用する製品ごとにチェックしてみてください。

引っ越しの際にゴキブリを駆除するときの注意点

引っ越しの際にゴキブリを駆除するときの注意点

ここまでご説明したように、引っ越しの際には、くん煙剤や駆除エサ剤などさまざまな殺虫アイテムを使うことになります。

ただ、生命力の高いゴキブリを駆除するためのアイテムですので、使い方を誤ると私たちの日常生活に悪影響を及ぼすことも…。

引き続き、引っ越しの際にゴキブリを駆除するときの注意点を解説していきます!

くん煙剤を使うときは火災警報器などが反応しないようにする

くん煙剤を使うときに注意が必要なのが、煙を感知する火災警報器や微粒子を感知するガス警報器です。

たとえば、一人暮らしをする新居でバルサンを焚いて、荷造りをしに元の家に帰った方がいました。ガス警報器が作動してしまい、消防隊員が出動する事態に…。

SNSでは、消防隊員によって割られた鍵付近の窓ガラスの写真が公開されていました。「内部でガスの検知が確認され、消防隊がベランダ窓を破壊し、室内を確認しました」というメモも貼り付けられています。最終的にお金の支払いも発生したようです

引っ越し先で深く考えずにくん煙剤を使ってしまうと、大事に発展するリスクがあります。

一般的にくん煙剤を使うときは、警報器をカバーしたり、取り外したりする必要があります。製品の取扱説明書をよく読んで、警報器が反応しないように気をつけましょう。

小さな赤ちゃんが過ごす場所に駆除エサ剤を置かない

動き出せるようになった赤ちゃんは、いろいろな物に興味を持って口に入れてしまいます。

いつも遊んでいる場所に駆除エサ剤を置いてしまえば、親御さんが気づかないうちに口にしてしまうこともあり得ますよね。

万一誤って食べてしまった場合はすぐに吐き出させて、直ちに成分名を医師に伝えて診療が必要とのことです

容器をなめてしまった程度であれば問題ないようですが、衛生的にも好ましくはありませんよね。

そのため、使用するときは子どもが遊ばない場所に配置するのが一般的です。

赤ちゃんを育てている場合は、駆除エサ剤をやみくもに置かないようにしましょう。

まとめ

まとめ

今回は、引っ越しの際に快適な生活が送れるよう、ゴキブリの対策情報をお伝えしました!

引っ越し後にゴキブリを回避するには、出現しやすい物件と出現しにくい物件の特徴を把握しておくことが大前提です。

ゴキブリはそもそも土の中や落ち葉の下などに生息している昆虫なので、近隣に自然が多い物件に出現しやすいです。

食べ物や汚れが多い場所にも出現しやすいため、飲食店が併設されている物件や共用部分がきちんと管理されていない物件なども注意しなければなりません。

また、木造だと経年劣化によるすき間からゴキブリが侵入しやすくなります。その一方で建物が鉄筋コンクリートの場合、すき間がない造りからゴキブリが出現しづらいです。比較的新しい物件や階数が高い場所などもゴキブリが出現しづらくなっています。

ただ、ゴキブリが出現しにくい物件を選んだつもりでも、新生活で遭遇してしまうリスクもあります。引っ越し前から、くん煙剤や駆除エサ剤などを用いて、適切に対策を講じておくことも大切です。

賃貸の場合、以前にどのような人が住んでいたのかわかりません。衛生面を気にしない方であれば、汚れが残っている可能性も想定されますよね…。新生活でゴキブリが出現しづらいように、引っ越し前に新居を掃除することも検討しましょう。

カルガモ引越センターでは、引っ越し前に転居先の室内を全面クリーニングするオプションサービスを用意しています。キッチンや洗面所、浴室などの水回りを特に重点的に磨いてくれるため、ゴキブリ対策にもピッタリです。

電話や訪問、メール、ZOOM、LINEなど、さまざまな方法で見積もりを受け付けています。引っ越しを検討している方は、ぜひカルガモ引越センターまでご相談ください。

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