引っ越しといえば、新生活をスタートする区切りの「4月」や「9月」などがの繁忙期のイメージですよね。それでは6月の引っ越しの相場はどれくらいなのでしょうか?
この記事では、梅雨の時期に入った引っ越しの際の注意点や、安くするコツなどを詳しく解説していきます。
6月の引っ越しの相場は?4月や5月と比べて安い?
6月は4月、5月の引っ越しの繁忙期が終わった後のため、1年の中でも比較的、料金が落ち着いてくる月となります。
それでは、単身用と、ファミリー用でのそれぞれの引っ越しの見積もりの相場をチェックしていきましょう!
単身での引っ越し料金の相場
単身での引っ越し料金の相場は下記の通りです。
~15km未満(同都道府県程度) | ~50km未満(同都道府県程度) | ~50km未満(同都道府県程度) | |
---|---|---|---|
6月上旬 | 約29,000円 | 約30,000円 | 約40,000円 |
6月中旬 | 約28,000円 | 約32,000円 | 約40,000円 |
6月下旬 | 約27,000円 | 約31,000円 | 約50,000円 |
※積載量や各業者によって異なりますのであくまでも目安となります。
家族での引っ越し料金の相場
家族での引っ越し料金の相場は下記の通りです。
~15km未満(同都道府県程度) | ~50km未満(同都道府県程度) | ~200km未満(同一地方程度) | |
---|---|---|---|
6月上旬 | 約70,000円 | 約100,000円 | 約130,000円 |
6月中旬 | 約70,000円 | 約110,000円 | 約130,000円 |
6月下旬 | 約80,000円 | 約120,000円 | 約130,000円 |
※積載量や各業者によって異なりますのであくまでも目安となります。
全体的に比較すると、上旬〜中旬にかけて見積もりは安い傾向があり、後半梅雨入りのタイミングで価格が上昇しているのがわかります。
これは、梅雨に備えての雨対策や、日程の変更を柔軟に対応するためのコストがかかるためです。
しかし一方で、梅雨入りの引っ越しで需要が減る時期でもあるため、キャンペーンを行う引業者も多数あります。そのため、同じ6月であっても、業者によって見積もりが大きく変わってくる可能性があります。見積もりを依頼する際には、どのタイミングが一番安いのか必ず確認しましょう。
引っ越し業者に確認するするべき3つのポイント
ここからは、6月に引っ越しをする際、引っ越し業者にチェックするべきポイントを解説していきます。
① 梅雨や雨対策をしっかり行ってくれるか?
雨の日にどのように大切な荷物を運搬してくれるのか、気になるところですよね。
基本、引っ越し業者は撥水性のある梱包材を使用して、荷物が雨に濡れないように作業を行ってくれます。
が、やはり、大切な家財を大雨の中運搬するのは不安もあります。
そのため、雨天の中での引っ越しの荷物をどのように梱包してくれるか、見積りの際に必ず確認しておきましょう。
荷物を運搬するトラックが、全車「コンテナ」車かどうかも合わせて確認できればなおベストです。万全の準備で、大切な家財を雨から守りましょう!
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② 雨における日程の変更が可能かどうか?
悪天候が予想される場合や実際に悪天候になった際には、安全を考慮して作業の延期を認めることが一般的です。ただし、このような変更には事前の連絡と相談が必要で、場合によっては追加料金が発生することもあります。
悪天候が予想される場合、あらかじめ日程の変更が可能かどうか、追加料金は発生するのか、何日前までに連絡をとり判断を行うのか、具体的な対応策や条件を確認することが重要です。
③ 少しでも費用を抑える方法はあるかを確認する
費用を抑える方法として、1台のトラックで、2箇所分の荷物を運べる「立ち寄りプラン」も人気です。このプランは、これまで別々の場所に暮らしていた人同士が一つの場所に引っ越しする場合に利用できるプランで、2箇所を経由しながら荷物を積載し、新居にお届けできるプランになります。
通常プランで申し込むと、それぞれに引っ越し料金が発生しますが、このプランでまとめて引っ越しを行うことでかかるコストを大きく抑えることができます。
また、「いらない家財を譲りたい」「家財をトランクルームに預けたい」など引っ越し先に向かう途中に荷物を降ろしたり、積載したりすることも可能です。
自分で作業を行うとなると、別途、運送会社に依頼を行うなど手間もコストもかかりますが、このプランですと、引っ越しのタイミングに一度にまとめて行うことができます。
まずは、見積りをとる際に、自分がどんなことがしたいのか、その場合であればどんなプランが最適なのか詳しく相談してみることが大切です。
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6月の引っ越しを安く抑える4つのポイント
6月は比較的、相場も落ち着く時期ではありますが、さらにコストダウンするなら下記のポイントを抑えておくことが重要です。
① 早めに見積もりをとる
6月にかかわらず引っ越しのコストを抑える上で重要なポイントとして、早めに見積もりをとることが非常に大切です。
さらに6月は、繁忙期も落ち着いた閑散期となるため、引っ越し業者は各種割引や特典を提供していることがあります。
早めに見積もりを相談することで、キャンペーンの特典を利用できる可能性も高まりますし、余裕をもって他社の引っ越し業者との見積もりの比較も可能になります。
早めに準備をはじめておけば、自分の希望の日程も確保しやすくなりますのでコスト面だけでなく、スケジュール的にもなるべく早めに計画をたてるのがよいでしょう。
② 衣替えのタイミングで衣類や荷物を整理する
季節の変わり目でもある6月は衣替えのタイミングです。この時期は春から夏に衣類を切り替える季節であり、本当に必要な衣類や物品を見直す絶好の機会です。
衣類の断捨離を行うことで、引っ越しする際の荷物の量を減らすことができるので、引っ越し費用の削減につながります。
本当に自分が満たされるもの、必要なものに囲まれて新生活を送ることもできるようになりますし、引っ越しの荷づくりの作業と合わせて整理できるので、このタイミングでの断捨離はとてもおすすめです。
③ 梅雨入りして相場が下がるタイミングに申し込む
6月後半は、梅雨入りで引っ越しの需要が下がる傾向にあります。そのため、各社キャンペーンなどを行い、梅雨入りのタイミングで価格が下がったり、交渉が可能になったりすることもあります。
なるべく費用を抑えたいならあえて、梅雨入りで引っ越しを検討するのもよいでしょう。
ただし、悪天候のための万一のスケジュール変更や、雨で家財を濡らさないような工夫をしっかり行うことも必要です。
④ 新婚生活や同棲などの引っ越しなら「カップル引っ越しプラン」を利用する
別々に暮らしていた場所から、新生活のために同一住所に引っ越しを行う際は2箇所のポイントで荷物を積載して、引っ越し先にお届けできるプランがあります。
通常であれば、それぞれが引っ越しを行い費用が別々に発生していましたが、このプランを利用することで、2箇所の引っ越しを一度に行うことができます。
6月はジューンブライドともいわれ、新婚生活をスタートする方も多い季節となりますので、二人の荷物を一緒にまとめて作業できるのは、コストも軽減されますし、作業的にも一度にできるので大変おすすめなプランです。
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6月の引っ越しの特徴!メリットとデメリットを解説
では、ここからは6月に引っ越しする特徴を、メリット・デメリットに分けて解説をしていきます。
6月に引っ越しするメリット
6月に引っ越しをするメリットは下記の通りです。
① 引っ越し業者が比較的選びやすい
「引っ越し難民」などの言葉があるくらい、4月、5月の繁忙期は引っ越し業者に依頼するのが難しい時期です。
しかし、6月はいよいよ新学期や新生活も本格的にスタートしており、引っ越しのブームが一旦落ち着きます。そのため、引っ越し業者も選びやすい月となります。
気持ちにも余裕をもって、何社からか見積もりをとって比較検討することができるでしょう。
通常の引っ越しに関しては落ち着くタイミングではありますが、ジューンブライドという言葉があるように、この時期には新婚生活をスタートさせる方も増えるので、「カップルプラン」など二人暮らし用の引っ越しパックに関しては、なるべく早めに予約を抑えるておくのが安心です。
② 引っ越し料金の相場が安い傾向にある
メリットの一つ目である「引っ越し業者が選びやすい」に関連することになりますが、新学期や新生活を迎える4月や5月の引っ越しは一年の中で一番需要が高いため、どうしても引っ越し料金も高くなります。
6月は引っ越しのピークの時期を過ぎ、比例して料金も安くなる傾向があります。
さらに、日本では6月に「梅雨シーズン」を迎えます。
雨の日に引っ越しするのは、大切な家財を濡らしてしまう可能性もあり、通常の引っ越しより物理的にも精神的にも負担が増えますよね。そのような理由から、6月を避ける方が多いため、比較的料金が安くなる傾向があります。
③ 物件探しがしやすい時期
4月、5月の引っ越し繁忙期を終え、引っ越しの閑散期に入るため物件も選びやすくなります。
繁忙期では、引っ越しの需要も高いので物件選びに時間をかけていると、いい物件がすぐに契約されてしまったり、不動産仲介業者も物件を抑えてくれないことが多いですよね。
6月に入ると不動産仲介業者も閑散期に入るため、丁寧に対応してくれたり、条件を交渉してくれる可能性も高くなり、焦らずに、ゆっくりと物件の比較検討ができます。
しかし、一方で、ピークが去ったあとなので条件のよい物件はすでに埋まっている可能性が高いこともあります。
6月に引っ越しするデメリット
6月に引っ越しをするデメリットは下記の通りです。
① 梅雨の影響で、天気が不安定になりやすい
日本では6月に梅雨入りしますが、やはり雨の日の引っ越し作業は、通常の通常の晴れの日に行う引っ越しより大変ですよね。
大切な家財を雨から守らないといけませんし、作業で何度も家と外を出入りしなくてはならないので、心情的にもできれば雨は避けたいところです。
基本的に、引っ越し業者は雨の日であっても家財が濡れないよう、撥水性の資材を使い対策をしっかりと行い、よほどのことがない限りは引っ越し作業は結構してくれます。
しかし、台風などの荒天や豪雨など、「安全に作業ができないかもしれない」と判断した場合は、段取りなどの再打合せを提案される場合もあります。
② 6月は祝日がない
引っ越しを行うなら、なるべく、休日や祝日を利用し引っ越しを行いたいものです。
作業が終わったあとも、荷物の片付けや手続きなどに追われるため、休日は少しでも多いほうが、時間の負担も、体の疲れも軽減されますよね。
しかし、6月には土日以外での祝日が設定されていないため、平日にお仕事をされている方であれば、土日で引っ越しを行うか、もしくは平日に休みをとる必要が出てきます。
休暇を取ることによる職場での負担や、休みを消費することに関連するストレスが増加する可能性があります。
③ 希望の物件がすでに埋まっている可能性がある
時間をかけてゆっくり探せるのがメリットの反面、4月、5月の引っ越しの繁忙期で条件のいい物件はすでに契約済みで入居されている可能性があります。
条件や交渉次第によっては、入居日の相談も可能な場合があるので、引っ越しが6月と決まっている場合でも、物件探しは早めに行っていたほうがよいでしょう。
6月に引っ越しするなら!注意すべき3つのポイント!
それでは最後に、6月に引っ越しする際に必ずおさえておきたい注意すべきポイントをまとめます。
① 雨天の場合のことも考えてしっかりと防水対策する
梅雨時期の引っ越しでは、雨による荷物の濡れや汚れを防ぐための防水対策が非常に重要です。梱包材には防水性の高いものを使用し、特に電子機器や重要書類はビニール袋や防水バッグで二重に保護することをお勧めします。
引っ越し業者には梅雨時期に対応したサービスがあるか事前に確認し、必要に応じて追加の防水オプションを申し込むのも一つの方法です。
② 引っ越しのスケジュールに柔軟性をもたせる
梅雨の期間中は天候が不安定で、予期せぬ大雨に見舞われることもあります。
引っ越し業者と事前に話し合い、悪天候時の延期ポリシーについて確認しておくと安心です。天候が特に悪い場合は、安全を優先して引っ越し日を変更できるように準備しておくことも念頭にスケジューリングをしましょう。
③ 梅雨時期の湿気対策をしっかりと行う
梅雨の季節では、湿気が多くカビや悪臭の原因にも。引っ越し後の新居での湿気対策として、除湿剤を多めに用意し、クローゼットや押入れに置くことが効果的です。
特に、冷蔵庫に入っている食材などはこの時期は特に傷みやすいため、引っ越しの前までに処理をすませておくのがよいでしょう。
使いきれない調味料などはしっかり蓋をし、引っ越しの作業時に液体がこぼれないよう準備をしておきましょう。
まとめ
6月に関する引っ越しの相場や、注意するべきポイントなどをお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?
6月は4月、5月の引っ越しの繁忙期も終え、比較的、引っ越しの相場も安くなっている時期となります。一方で、日本は梅雨の季節に入るため、引っ越しが梅雨時期と重なってしまった場合の対策もしっかりと行うことが重要な季節となります。
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こちらの記事でご紹介している「立ち寄りプラン」や「カップルプラン」など、見積もりがさらに安くなるプランも多数ご用意しています。引っ越しの作業車も全てコンテナ車で、雨から大切な家財をしっかり守ります。
お見積りは無料で行うことができますので、6月の引っ越しを少しでも安心に、そしてお得に利用したい方はぜひカルガモ引越センターまでお気軽にお問合せください。