1月は2月から始まる繁忙期と比べると比較的引越し需要が少ないですが、具体的にどのくらいの費用がかかるのか、安く抑えるためのポイントは何か気になるところですよね。
本記事では、1月の引越し費用の見積もり相場を解説し、費用をできるだけ抑えるためのコツやお得に引越しをするためのポイントをご紹介します。これから引越しを検討されている方は、ぜひ参考にしてお得な引越しを実現しましょう。
1月の引越しの見積もり料金の相場は?
1月の引越しの見積もりの相場を、単身の場合と家族の場合で分けて紹介します。
※あくまでも相場なので、具体的な価格は各会社にお問い合わせください。
単身の料金
~15km未満 (同都道府県程度) | ~50km未満 (同都道府県程度) | ~200km未満 (同一地方程度) | |
---|---|---|---|
1月上旬 | 27,000円 | 35,000円 | 42,000円 |
1月中旬 | 29,000円 | 35,000円 | 43,000円 |
1月下旬 | 30,000円 | 38,000円 | 50,000円 |
トラックの大きさや移動距離によって価格は変わってきますが、単身の場合おおよそ2.7万円から5万円だと言えるでしょう。単身の場合、1月上旬と中旬に大きな差はありませんが、下旬は賃貸の契約終了と重なり料金が高くなっています。
家族の料金
~15km未満 (同都道府県程度) | ~50km未満 (同都道府県程度) | ~200km未満 (同一地方程度) | |
---|---|---|---|
1月上旬 | 79,000円 | 81,000円 | 100,000円 |
1月中旬 | 69,000円 | 75,000円 | 90,000円 |
1月下旬 | 70,000円 | 78,000円 | 110,000円 |
単身と同様に、トラックの大きさや移動距離によって価格が変わってきますが、だいたい6.9万円から11万円程度かかると想定しておきましょう。
家族で引越しの場合、年始の休みと重なる上旬と、賃貸契約が終わる下旬は料金が上がる傾向があります。
特に、1月は年末年始の休みの影響や2月から始まる引越しの繁忙期に近づいていくため、業者や日時によっては価格が上昇する場合があります。
ただし、相見積もりをすることで割安で引越しできる可能性があるので、数件の業者に見積もりをしてどの業者が合っているか検討することが重要です。
1月の引越しで業者に確認しておくべき3つのポイント
こちらでは1月の引越しで業者に確認しておくべき3つのポイントをご紹介します。
1. 年始の価格
年始は会社や学校が休みの人が多いため、価格が上昇する傾向があります。また、引越し業者も休みの場合があるため、自分の引越しが特別対応という扱いになった場合は料金が割高になる場合があります。
年末年始、元旦から営業している引越会社もある(件数も少なく人気のためすぐに満車になってしまう)ので、風水、暦、など、どうしても年末年始に引越ししたい方は事前にチェックしましょう。カルガモ引越センターは12月1日より年末年始の予約を受け付けています。
2. 引越しの作業時間
12月に引き続き、1月も日照時間が短いため、引越しの作業時間が制限されたり暗い中で荷ほどきをする必要が出てきます。午前中を指定したり、当日の引越し作業の段取りを把握して準備を進めるなどして事前に時間を調整しましょう。
3. 雪の日の対応
1月は東京や大阪などの大都市でも雪が降る可能性があるので、業者に雪が降った場合の対応を確認しておきましょう。積雪地域では、道路に積もった雪の影響で作業の遅れが考えられるため、希望の引越し日以外に予備日を設定しておくと引越しがスムーズに進みます。
1月の引越しで気を付けたい5つのポイント
こちらでは1月に引越しする際に気を付けたい5つのポイントをご紹介します。
1. 年始の営業について確認する
年始に引越したい場合、引越し業者が休みに入って引越しができない場合があるので、年始の営業状況を確認するようにしましょう。また、電気・ガスなどのライフラインの手続きに必要な企業も休業している可能性があるので、事前に連絡して使えるようにしておく必要があります。
2. ストーブなどの灯油は使い切っておく
灯油が残ったままだと、安全性の観点から引越し業者が運搬を断ることがあるため、引越し前に使い切る必要があります。引越し前に灯油を使い切って残りの日はエアコン利用にするなど、計画的に残りの灯油を減らしていく必要があります。
また、必要に応じて引越し前の住所の自治体に処分方法を確認するようにしましょう。
3. 書類の記載住所を気を付ける
引越しの際、各種書類に記載する住所変更にも注意が必要です。例えば、確定申告に記入する住所は1月1日時点での住民票の住所のため、12月末までに転居が終わらない場合は旧居の住所を記入する必要があります。
また、銀行やクレジットカードなどの重要な書類の手続きを素早く行うために、必要な作業をリストアップして手順を把握しておきましょう。郵便の転送手続きも忘れずに行うことが重要です。
4. ジャケットなどのかさばる衣類を整理をする
厚手のコートなどのかさばる冬服は、圧縮袋してで小さくするなどして、段ボールに入れるスペースを圧迫しないように整理しておきましょう。引越し先での収納スペースを事前に確認して収納場所を決めておくと、引越し後の片付けがスムーズに進みます。
5. 凍結などの路面状況に気を付ける
雪と同様に、1月の寒い時期は路面の凍結にも気を付ける必要があります。特に明るい午前中のうちに作業をする場合は、夜の間に凍結した道路が溶け切っていない可能性があるので注意が必要です。
物件の階段でも滑りやすいので、滑りにくい靴を履いて移動するようにしましょう。
1月の引越し料金を少しでも安くする6つのポイント
こちらでは1月の引越し料金を少しでも安くするポイントを6つご紹介します。
1. 1月中旬に引越しする
1月の場合は、年始の忙しさと月末の引越しラッシュを避けた中旬が一番良い引越しのタイミングです。ただし、受付が12月で終了してしまうので、年始の1月4日から7日辺りも格安になっている引越し会社も多いです。
年明けの営業開始日から引越し業者に連絡をすると引越しまでの期間が短くなってしまうため、年を越すまでに見積もりを済ませておくと余裕をもって引越しの準備を進められます。
2. 地域密着型の引越し業者を選ぶ
地域密着型の引越し業者は移動距離の制限がある代わりに割安で引越しできる可能性があります。引越し先が同じ地方で、なるべく引越し費用を節約したい場合は、「(地域)+引越し業者」で検索して、地域に根付いた引越し業者を探してみましょう。
カルガモ引越センターは地域密着型、特に東京都・埼玉県・神奈川県を中心に展開しているので、関東圏でお引越しをお考えの際は是非お気軽にご連絡ください!
3. 作業の開始時間を指定しない
引越しは午前中指定が人気なため、作業の開始時間を指定しないことで引越し費用を抑えられる場合があります。特に平日や繁忙期を避けると、さらにお得に引越しできる可能性が高いです。
見積もりの際に、時間指定で料金の変化があるかどうか確認しておきましょう。
4. 値引き交渉をしてみる
1月は2月から始まる引越しの繁忙期の直前であるため、値引き交渉をすると安くしてもらえる可能性があります。その他にも、相見積もりで出た他社の価格を引き合いに出して交渉すると価格を下げられるかもしれません。
5. 割引サービスを確認する
業者によっては各種割引サービスを提供している場合があるので、利用できる割引を引越しの見積もり時に確認しましょう。割引が適用される日程や条件で引越すと価格を抑えられます。
クレジットカードやオンライン決済とのキャンペーンでポイントが多くもらえる場合もあるので、支払い予定の決済方法のサービスも忘れずに確認しておきましょう。
ただし、クレジットカードやオンライン決済支払いの場合、引越し業者が決済会社に支払う手数料を負担しています。また、手数料だけではなく引越し業者に入金される時期も遅くなるため、現金を推奨している業者よりも引越し料金が高い場合が多いです。
6. 引越し作業でできる範囲は自分で行う
当日の引越し作業以外は自分で行うなど、引越し当日の業者の作業範囲を減らすことで安いサービスを契約できるので引越し費用を節約できます。
また、運べる荷物はすべて自分で運搬することで契約するトラックのサイズを小さくできるため、コストを抑えられる場合があります。
1月に引越しするメリット・デメリット
こちらでは1月に引越しするメリットとデメリットをご紹介します。
メリット 6選
1. 繁忙期と比べると引越し料金が安い
1月は2月から始まる繁忙期の直前なので、比較的料金が安くなる傾向があります。繁忙期に備えて引越し業者が早めに割り引きプランや引越しパック料金などを準備している場合があるので、それらのサービスをうまく利用するとお得に引越しが可能です。
複数の業者に見積もりを依頼して比較することで、さらにお得なプランを選ぶことができます。
2. 物件数が多い
1月は新年度に向けた引越しラッシュが始まる前の時期であり、空き物件が多く選択肢も広がります。人気エリアや条件の良い物件も比較的見つけやすく、理想的な住まいを見つけやすい時期です。早めに動くことで、良い条件の物件を確保できる可能性が高まります。
3. 希望日に引越ししやすい
1月は引越しの需要が比較的低いため、希望する日時での引越しがしやすくなります。ただし、年始の休みの期間や月末は引越しが集中する可能性があるので、早めに引越しの準備を進めるようにしましょう。
4. 家電や家具を安く買い替えできる
1月は新年のセールや在庫処分が行われるため、家電や家具を安く買い替える絶好のチャンスです。引越しに合わせて新生活を始める際、必要なアイテムを通常よりもお得に購入できるため、引越しコストを全体的に抑えることができます。
5. 食品の保存方法や虫を気にしなくていい
1月は冬季で気温が低いため、食品の保存に気を使わなくて済みます。また、夏場の引越しとは異なり虫の発生を気にする必要がないので、虫を気にせずに窓やドアを開けたままにして引越し作業が可能です。
6. ボーナスを引越し資金として使える
1月は年末に受け取ったボーナスを引越し資金に充てることができるタイミングです。引越しに必要な費用や家具・家電の購入費用をまとめて購入することができます。
また、まとめて購入することでお店やクレジットカードなどのポイントも溜まりやすかったり、大口購入の割引価格が適応されたりする場合もあります。
デメリット 3選
1. 空家賃が発生しやすい
1月は引越し時期が閑散期である一方、年始の休みなどから契約開始時期がずれやすく、引越し前から家賃を払う必要がある空家賃が発生しやすいというデメリットがあります。契約条件をよく確認し、引越し月は日割りにしてもらうなど不動産会社と交渉することが重要です。
2. 午後に引越しの場合は作業時間が限られる
1月は12月同様に日照時間が短いため、午後の引越しでは作業時間が限られる可能性があります。午前中に引越し作業を開始するか、引越し日までに電気を通してライトを使えるようにするなどなどの対策が必要です。
しかし、外が暗くなる遅い時間は引越しを避ける人が多いため、午後の引越し料金が格安になるケースが多いです。電気などの問題が解決する場合や安く引越しをしたい人にはおすすめです。
3. 縁起が悪いタイミングがある
1月には仏教のお祭りである「生五九祭」があるため、縁起を気にする場合は引越しを避けた方が良いとされる日が存在します。事前にカレンダーを確認し、大安などの縁起の良い日を選ぶように計画すると安心です。
1月の引越しででよくある質問
ここでは1月の引越しでよくある質問について回答します。
まとめ
1月は徐々に繁忙期の影響が出てきますが、引越し時期を見直したり価格交渉を行うことで、引越し価格を下げることが可能です。今回ご紹介したポイントを活用し、賢く計画を立てることで、よりお得な引越しを実現できます。
スムーズで経済的な引越しを実現し、新生活のスタートを快適に切りましょう!
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見積もりの申し込みは、電話やメール、訪問、LINEなどさまざまな方法で受け付けています。1月に引越しを検討中の方は、ぜひカルガモ引越センターにお任せください!