5月に引っ越しを検討しているけれど、ゴールデンウィークは引っ越し業者が忙しそうで、料金も高そうに感じてしまいますよね。実際のところどうなのでしょうか。今回は、ゴールデンウィークを含む5月に引っ越しをするときの料金相場やメリット・デメリット、注意点などを解説します。5月の引っ越し費用を節約するコツもご紹介しているので、コストに不安がある方はぜひチェックしてみてください。
5月の引っ越しの料金相場
5月の引っ越しの料金相場はどれくらいなのでしょうか。
単身での引っ越し料金の相場と家族での引っ越し料金の相場について、5月の上旬・中旬・下旬に分けてご紹介します。
単身での引っ越し料金の相場
単身での引っ越し料金の相場は下記の通りです。
| ～15km未満（同都道府県程度） | ～50km未満（同都道府県程度） | ～200km未満（同一地方程度） | |
|---|---|---|---|
| 5月上旬 | 約30,000円 | 約35,000円 | 約50,000円 |
| 5月中旬 | 約28,000円 | 約32,000円 | 約40,000円 |
| 5月下旬 | 約29,000円 | 約35,000円 | 約52,000円 |
単身で5月に引っ越しをするのであれば、積載量や移動の距離によって変わりますがおおよそ30,000円〜50,000円程度の料金を目安にしておくとよいでしょう。
家族での引っ越し料金の相場
家族での引っ越し料金の相場は下記の通りです。
| ～15km未満（同都道府県程度） | ～50km未満（同都道府県程度） | ～200km未満（同一地方程度） | |
|---|---|---|---|
| 5月上旬 | 約85,000円 | 約105,000円 | 約115,000円 |
| 5月中旬 | 約70,000円 | 約110,000円 | 約150,000円 |
| 5月下旬 | 約80,000円 | 約155,000円 | 約130,000円 |
家族で5月に引っ越しをするのであれば、積載量や移動の距離によって変わりますがおおよそ100,000円〜150,000円程度の料金を目安にしておくとよいでしょう。
5月に引っ越しする際に業者に確認しておくべき3つのポイント！
5月はゴールデンウィークがある特別な月です。通常の月と同様に引っ越し業者に依頼すると失敗する恐れがあります。5月に引っ越しする際に引っ越し業者に確認しておくべき3つのポイントを解説します。
① 5月のゴールデンウィークの対応について
5月はゴールデンウィークでまとまった休日がとれることから、引っ越し業者にとって売上を高めるタイミングのように思えるかもしれません。休業期間に入る引っ越し業者もあるようです。
5月に引っ越しをするのであれば、ゴールデンウィークの期間でも連絡が取れるのか、作業をしてもらえるのかなど、前もって確認しておきましょう。
② 5月のゴールデンウィークの料金について
5月のゴールデンウィークは、通常よりも引っ越し料金が高くなってしまう傾向も。
料金がどれくらい高くなってしまうのか、あるいは通常と同じくらいの料金で対応してもらえるのか、あらかじめ確認しましょう。
もし引っ越しのスケジュールに融通がきくようであれば、ゴールデンウィークを外して引っ越しをすべきか判断してみてください。
③ 引っ越し料金が安くなる日について確認をする
引っ越し業者によっては、同じ5月のタイミングでも日にちによって料金が異なります。
たとえば、5月のカレンダーを用意して日にちごとに割引率を決めている業者もあります。
予定があえば安い日を希望してお得に引っ越しできるかもしれません。5月の引っ越し料金が安くなる日について事前に確認してみてください。
予定があえばお得に引っ越しできるかもしれません。5月の引っ越し料金が安くなる日について事前に確認してみましょう。
5月の引っ越し料金を少しでも安くする3つのコツ！
5月の引っ越し料金の相場をお伝えしました。家族で引っ越しする場合は10万円を超えるケースもあり、お金に不安を感じた方もいるかもしれません。ただ、コツを押さえておけば5月の引っ越し料金を安くすることも可能です。5月の引っ越し料金を少しでも安くするコツを3つご紹介します。
① 地域密着の引っ越し業者を選ぶ
地域密着の引っ越し業者はリピーターが多く、大規模な広告活動を行わなくて済みます。たとえば、テレビ広告を活用したり、一括見積サイトに登録したりする必要がありません。
広告費が少ないので、引っ越しサービスの料金も安くなりやすいです。5月の引っ越し料金を抑えたい場合は、地域密着の引っ越し業者を探してみましょう。
② キャンペーンを実施している業者を選ぶ
キャンペーン期間に申込みをすると、引っ越し料金が安くなる業者もあります。
5月がキャンペーンの対象に含まれている業者を見つければ、5月の引っ越し料金を安くすることも可能です。引っ越し業者のキャンペーンも見落とさずにチェックしてみましょう。
③ 依頼する引っ越し作業の範囲を減らす
引っ越しは依頼する作業の範囲を減らすことでコストを節約できます。たとえば、荷造りや荷ほどきを自分で行えば引っ越し業者の負担が減り、依頼者の費用もカットできます。
中には、トラックとドライバーだけを手配してもらい、そのほかの作業は自分だけで行うプランを選択することも可能です。
5月に引っ越し料金が高いと感じたときは、営業担当者の方に自分で行える作業を伝えて、費用を少しでも少なく見積もりしてもらいましょう。
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5月に引っ越しするメリット・デメリット
引っ越しを5月に実施するかどうかを判断する材料として、下記ではメリット・デメリットを解説します。
5月に引っ越しするメリット
5月に引っ越しをするメリットは下記の通りです。
① 家賃が安くなる可能性がある
日本における引っ越しシーズンは新生活が始まる4月までであり、ピークを過ぎた5月あたりでは人の流れが落ち着きます。
5月に入居が決まっていない物件も出てくるので、家賃の値下げが行われるケースもあるといわれています。家賃を抑えたい方も5月の引っ越しを検討してみるとよいでしょう。
② 引っ越しに専念できる
引っ越しは当日だけ対応すればよいわけではなく、荷造りや荷ほどき、各種手続きなどで数日間の対応が必要になります。土日を利用しても時間が不足する恐れもあり、焦って準備中にミスをする方も多いでしょう。
その点、5月のゴールデンウィークは1年の中でも長期間にわたる休日が続きます。連休と連休の間にある平日も有給で休めば、10連休を取得することも不可能ではありません。大型連休を確保すれば、荷造りや荷ほどき、各種手続きなどに余裕を持って対応できます。引っ越し作業に専念したい方はゴールデンウィークの引っ越しも検討してみましょう。
③ 梅雨の前に引っ越しできる
5月であれば梅雨の前に引っ越しをしやすくなります。6月の梅雨の時期に引っ越しをすると、引っ越し後に放置した荷物が湿気にやられてカビてしまうことがあります。
引っ越し作業中は、荷物や家具が濡れないように、防水性の高い梱包材やビニールシートを使用するなど、対策も必要です。水に弱い電化製品や衣類などにも配慮しなければなりません。
梅雨のシーズンを避けて引っ越しをしたい方は、5月を検討してみてはどうでしょうか。
5月に引っ越しするデメリット
5月に引っ越しをするデメリットは下記の通りです。
① 引っ越しに伴う関連する手続きに支障が出る
5月のゴールデンウィークに引越す場合は各種手続きに支障が出ることがあります。
たとえば、市役所は基本的に祝日に関する法律に規定されている休日が休みになります。転出届や転入届を出すタイミングが制限されるので、行政手続きに支障が出るケースもあるでしょう。
引っ越し業者以外の手続きも問題なく行えるかどうか、早い段階で関係者と連絡を取り、手続きのスケジュールを明確にしておきましょう。
② 当日の作業が遅れる恐れがある
5月のゴールデンウィークには、旅行や外食などに出かける人々が増えるため、交通道路が混雑しやすいです。引っ越し業者がスケジュール通りに移動できない場合も想定され、当日の引っ越し作業が遅延する恐れがあります。
実際にゴールデンウィーク中、渋滞に巻き込まれた引っ越し業者から遅延の報告を受ける事例は珍しくなく、中には引っ越し業者が来る気配がなく渋滞を想定して待ち続ける方もいます。
引っ越し後にスケジュールを入れてしまえば、予定に間に合わなくなるかもしれません。ゴールデンウィークに引っ越しをする場合は、引っ越し当日に引っ越し以外の予定を入れないようにするのが無難でしょう。
③ ゴールデンウィークに疲れをためてしまう
ゴールデンウィークは忙しい仕事から解放される貴重な長期休暇です。引っ越しでは、荷造りや荷ほどき、運搬、関連業者への連絡など、さまざまな作業に対応しなければなりません。
本来であれば羽を休めてリフレッシュできる期間に、疲れをため込んでしまう恐れがあります。疲労が残ってしまえば、連休明けの仕事の生産性が落ちるかもしれません。
ゴールデンウィークにストレスを感じたくない方は、別のタイミングを探ってみましょう。
5月に引っ越しするなら！注意すべき３つのポイント
5月に引越すデメリットをいくつかご紹介しましたが、ほかにも注意すべき点がいくつかあります。引き続き、5月に引っ越しする際の注意点を3つ解説します。
① ゴールデンウィークにお金を使いすぎない
5月はゴールデンウィークがあるので、旅行や外食などをする機会が増え、どうしても支出が増えてしまいがちです。中旬・下旬に引っ越しの見積もりを依頼するとき、お金に余裕がなければ希望するプランを選ぶのが難しくなってしまうでしょう。
ゴールデンウィークのあとに引っ越しを計画するのであれば、連休にお金を使いすぎないように注意してください。
② 5月下旬は気温が上昇して暑くなりがち
ゴールデンウィークを外して5月下旬に引っ越しを検討する方もいるかもしれません。5月下旬は気温が上昇して30℃近くになる日も続きます。
5月だからと油断していると、結局暑い中で荷造りや荷ほどきをすることになり、ストレスを抱えながら作業をすることになりかねません。
暑い中での作業になることを見越して、清涼感のあるウェットティッシュや速乾性の高いタオル、日差しを防ぐ帽子なども用意しておきましょう。
③ 5月末は早い梅雨入りの影響も想定しておく
5月であれば梅雨を回避して引っ越ししやすいとお伝えしました。ただ、5月だからといって必ずしも梅雨の影響を回避できるとは限らない点に注意が必要です。
というのも梅雨の季節は地域によって異なるからです。東京や大阪などでは6月上旬から梅雨入りする年が多いですが、沖縄は本州よりも1か月程度早く梅雨入りすることがあります。5月上旬のゴールデンウィークに梅雨が重なるケースも珍しくありません。地域ごとに梅雨のタイミングを把握したうえで5月に引っ越しをするかどうか判断しましょう。
5月の引っ越しはダメって本当？ 縁起の良い日はいつ？？
5月の引っ越しは縁起が悪いのでは？という噂が見受けられます。
なぜなら、仏教の正五九祭の時期に5月が含まれるからだそうです。正五九祭は正月・5月・9月の大祭であり、お祝いの時期とされています。
日本における昔の農耕民族は、村人同士で引っ越しを協力して行っていました。5月は田植えの時期をさしており、種まきのような重要な時期に引越すと周りに迷惑がかかり、よくないというイメージが浸透してきたようです。
専門家によると、現在の日本人の多くは農耕民族ではなく、必要以上に縁起を気にする必要はないとのことです。したがって、5月に引っ越しするのはなんら問題ありません。状況に応じて検討してみましょう。
やはり日取りが気になるという方は、縁起が良い日を狙ってみてはどうでしょう。
たとえば、大安の日は1日を通して凶の時間帯がなく、長時間かかる引っ越しでも安心だといわれています。天赦日の日は天がすべての罪を許すという最高の吉日で、引っ越しで新生活を始めるのに最適とのことです。5月に引っ越しするときの参考にしてみてください。
まとめ
5月に関する引っ越しの相場や、注意するポイントなどをお伝えしました。
5月は新生活に向けた本格的な引っ越しシーズンから外れるため、入居が決まっていない物件が安くなる可能性があります。また、大型連休のゴールデンウィークがあり、煩雑な引っ越し作業に余裕を持って対応できますし、梅雨の時期を避けてストレスなく引っ越し作業を進めやすいです。
ただ、ゴールデンウィークは市役所などが休みになるなど、引っ越し関連の手続きに支障をきたしたり、交通渋滞により引っ越し業者の到着が遅れたりする場合もあります。
ゴールデンウィークの引っ越し料金が高いという意見も多く見受けられます。なるべく広告費にお金をかけていない地域密着業者を選ぶなどして、少しでも安く引っ越しできるように工夫しましょう。
カルガモ引越センターは首都圏をメインにサービスを提供している地域密着引っ越し業者です。テレビCMを行わず、一括見積もりサイトも利用していないため、お得な価格で引っ越し作業を依頼できます。
電話見積もりや訪問見積もり、LINE見積もりなどさまざまな方法で見積もりを受け付けています。5月に少しでも安く引っ越しを進めたい方は、ぜひカルガモ引越センターまでご連絡ください。
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