引越しの訪問見積もりで準備すべき6つのこと!見積もりが安くなるコツや注意点も解説

引越しの訪問見積もりは新生活をスタートするための大事なステップですが、しっかり準備しておかないと見積もりが高くなってしまうこともありますよね。そこで、この記事では訪問見積もりの際に準備すべき6つのポイントをわかりやすく解説します。また、当日の流れや注意点、見積もりが安くなるコツもお教えします。引越しを考えている方はぜひ参考にして、スムーズでお得な引越しを実現しましょう!

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まずは、訪問見積もりの方が良いのか?電話見積もりの方が良いのか?比較してみましょう!

訪問見積もりを依頼した方が良いケース(ご訪問することで安くお見積もりが可能です)

ご夫婦、ご家族の場合
単身でも2K以上に住んでいる
タワーマンションに住んでいる
法人払い・役所払い・生活保護など
玄関から荷物が出し入れできないお荷物がある
店舗・企業
大物家具がある
日本語を話すことは難しい→荷物リストなどを正確に伝えられない

訪問見積もりを依頼しない方が良いケース(ご訪問で料金が高くなる場合がございます)

都市部に住んでいない→Zoomや電話の方がおすすめ
荷物が少ない
すでに他社の見積もりがある場合→Zoomや電話の方がおすすめ
離婚・別居・秘密の引越しなど
家族1名分のみお荷物
二箇所積み、三箇所積みなど複数からのお引越しの場合

一般的な引越し業者さんの場合、訪問することによって、営業マンの人件費、ガソリン代や交通費などが発生します。その分、引越し料金が高くなる場合もございますので、どちらがよいのか?上記を参考にしてください。

お荷物が多い方、ご家族の場合、訪問見積もりをした方が申告漏れや、サイズ違いなど、当日積み残しや追加料金などのトラブルを防止することができます。また、訪問日にダンボールを準備していただける場合もあるので、急なお引越しの場合にはとても便利です。ダンボールが必要な場合は、事前に申告しておくことをおすすめいたします!

訪問見積もりは2社か3社程度がおすすめです。時間が取られることや、しつこい営業をしてくる業者もいるので注意が必要です。また、3社以上お見積もりがある場合は、相見積もりの業者の価格の探りを入れるために、値下げすることを前提に見積もりするため、引越しのお見積もり金額が、割高になることが多いので注意が必要です。

また、安いと思っても、大手引越し会社の場合は下請け業者(※協力会社とは異なります)への丸投げや、荷物の届け日が当日ではなかったりするケースがあります。他にも、複数の荷主の荷物と一緒に運ぶ相積みだったり、引越し当日に追加料金を請求する可能性があるので確認・注意が必要です。仏壇がある場合やタバコを吸わない方は相積み引越しはおすすめできません。逆に、タバコを吸う人やペットがいる人は、他の荷主の荷物におい移りなどをさせてしまうことがあるのでご注意ください。

引越し業者へ訪問見積もりの依頼が決まったら、当日の流れを把握しておきましょう!

INDEX

引越しの訪問見積もりの当日の流れ

引越しの訪問見積もりの当日の流れ

まずは訪問見積もりの当日の流れを紹介します。業者によって順番の前後はありますが、おおむね以下のような流れとなっています。

前日・または当日の到着前に担当者から事前連絡

まずは、訪問前に担当者の携帯(スマホ)から住所の確認や詳細の到着時間などの連絡があります。訪問の当日は知らない番号でも対応できるようにしておきましょう。

引越し業者が到着

事前に決めた訪問日時に引越し業者の営業スタッフが自宅へ訪れます。基本的に営業マンは一人ですが、営業見習いの教育目的で二人でくる場合もあります。机やいすがある場合はそちらに案内しましょう。一人用の勉強机しかない場合は、営業の方は床に座るので座布団など準備しておくとよいでしょう。

見積金額にも影響するので、営業の方が訪問する前に部屋の片づけを行って荷物がコンパクトに見えるようにしておくことが大切です。また、貴重品や見られたくないプライベートなものは事前に隠しておきましょう。

運ぶ荷物の量を確認

名刺のやり取りや見積もりに関する簡単な説明が終わったら、営業の方は早速荷物量の確認を行います。部屋の中だけでなく、ベランダや倉庫の荷物量も確認するので、目隠しカーテンを開けておくなど、業者の方が確認しやすい環境を整えましょう。

レンタルコンテナなど、自宅から移動が必要な距離に荷物がある場合は、事前に写真やビデオを撮っておくと正確な荷物量を伝えることができます。

当日の作業について説明

運ぶ荷物と荷物量の目安が分かったら、引越し当日の作業について説明があります。冷蔵庫や洗濯機などの大きな荷物の運搬方法や、破損が心配な荷物の保護方法など、疑問な点は遠慮なく聞いておきましょう。

この時点で営業トークが始まることが多いので、事前に引越し業者が提供しているサービスを確認しておくと、営業トークに流されずに、自分で契約の判断をすることができます。

希望日や追加サービスの確認

当日の作業と同時に、作業スタッフに依頼する内容や考慮してほしい条件について確認を行います。よくある確認ポイントは以下の通りです。

  • 引越しの希望日時
  • 梱包作業
  • 不用品の処分
  • エアコン取付や家電の配線工事
  • フィギュアなどの大事な商品の取り扱い
  • 梱包用の段ボールについて
  • ペットの取り扱い

その他にも気になる点があれば、遠慮なく業者の方に質問するようにしましょう。引越しが決まった時点でコツコツと気になる点をメモしておくと、見積もり当日に聞き漏れがなく安心です。

引越しの不明点の確認

当日の作業や追加サービスの説明を受けたら、見積書を作成してもらう前に残りの不明点を聞いておきましょう。相談内容によっては追加サービスで見積もりが高くなったり、逆に不要なサービスを削って安くしてもらえたりすることがあります。

引越しの日程の調整

引越しの不明点が解消したところで営業スタッフはヒアリングした内容に基づき、営業所に連絡してトラックの空き状況や、対応可能な作業スタッフの人数などを確認します。ここで問題がなければ、見積もり料金が算出されます。

スムーズに話を進められるように、見積もり業者が来る前に事前にトラックを駐車できるスペースを確認しておきましょう。必要があれば管理人に連絡をして、事前に場所を確保できるか聞いておくと安心です。

見積書を見て契約するかどうか判断

最後に、業者が当日または別日に見積書を作成して金額を提示します。見積書で必ず確認してほしい点は以下の通りです。

  • 書面の名称が「契約書」であるかどうか
  • 会社名・連絡先・担当者名
  • 引越し日時
  • 当日の作業人数
  • トラックのサイズとお運びする荷物の記載
  • 荷物の積み降ろし場所
  • 当日の超過荷物に関する記載
  • オプションサービスの有無
  • 支払い方法
  • 引越しの総額

この中でも特に注意してほしい点は「書面の名称が契約書であるかどうか」、「当日の超過荷物に関する記載」、「オプションサービスの有無」、「引越しの総額」の4点です。

  • 書面に「契約書」と記載がある場合、日程変更や荷物超過などで契約書と異なる事案が発生した場合に違約金が発生する場合があります。
  • 当日に荷物が多くトラックが運べなくなった場合の対応を確認しましょう。運ばない旨や追加料金について記載されています。
  • 見覚えのないオプションサービスが追加されていないかどうか確認しましょう。また、勘違いで無料だと思っていたサービスがオプションで追加料金になっていることもあります。
  • 自分が実際に支払う「総額」を確認しましょう。想定された金額と合致しているか、不要なオプションが追加されて金額が跳ね上がっていないかなど注意して見る必要があります。

契約書にサインする前に全ての疑問点を解消するようにしましょう。サイン後だと取り消す場合に違約金が発生する可能性もあるので、しっかり熟考したうえで契約する業者を決めるようにしてください。

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引越しの見積もりが決まったら準備する6つのこと

引越しの見積もりが決まったら準備する6つのこと

引越し業者に連絡をして訪問が決定したら、見積もりをスムーズに行うために事前準備を行いましょう。ここでは6つのポイントをお伝えします。

必要な情報に答えられるようにしておく

業者の見積もりで事前によくある質問の回答を準備しておくと、スムーズに質問に答えることができます。よくある業者からの確認事項は以下の通りです。チェックリストとしてご活用ください。

引越し基本情報

荷物に関する情報

引越し先の情報

サービスに関する情報

追加オプション

その他

確認することをまとめておく

業者の質問に回答する項目と同時に、こちらから業者に確認しておきたいこともまとめておきましょう。

運べない荷物やペットの取り扱いの確認

追加料金や自分で運搬の手配をする必要があるかもしれないので、運べない荷物の確認は行いましょう。問題が起きた際の責任の関係でペットの運搬をお断りする業者もあります。運搬対象外としてよく取り上げられる項目は以下の通りです。

  • 宝石や貴金属の高級品
  • 火薬、危険品、不潔なもの
  • ペット
  • 植物
  • ピアノ
  • 美術品、骨董品

トラブルを避けるため、国土交通省告示の標準引越運送約款に定められているものはお断りされる場合が多いです。ただし、ペットやピアノなど、追加料金を払えば対応可能な業者もあるので、事前にウェブサイトで調べ、詳しい対応範囲や免疫事項などを訪問見積もりの際に聞いておきましょう。

梱包用の資材は有料か

梱包用の資材が優良な場合があります。見積もりの際に、無料でもらえる段ボールの枚数は何枚までか確認するようにしましょう。使い古しの段ボールであれば無料で追加してもらえる場合もあります。また、段ボールのサイズによってもらえる枚数が制限されている場合もあります。

不用品の処分は有料か

不用品の処分についても対応してもらえるかどうか事前に確認しておきましょう。業者の対応範囲を把握した後、自分で処分が必要なものの目星を付けておくとスムーズに引越しの準備を進めることができます。ごみ処理場に持参をすれば無料で大型ごみを処分できる自治体もあるので、お住いの自治体のごみ処理場に問い合わせてみると安心です。引越し会社は一般廃棄物の免許を持っていないため、処分などは処分業者へ委託しています。当日のゴミや、段ボール回収なども違法作業になってしまうことがあるので、ご依頼の際にはご注意ください。

荷造りと荷ほどきはどこまで手伝ってもらえるのか

契約予定のサービスではどこまで荷造りと荷ほどきをしてもらえるか確認すると、引越し当日までの作業が明確になります。低価格のサービスでは運搬以外は自分で行うことが多いですが、追加代金を払えば、荷造りから当日の荷ほどきと配置まで全て代わりにしてくれる業者もあります。会社都合の引越しであれば、会社負担が何円までか確認し、見積もりの金額を越えなければ全て業者に任せるのもよいでしょう。

有料サービスについて

事前にウェブサイトで有料サービスを確認し、見積もり当日に実際の荷物を見ながら金額について質問してみましょう。調べて分からなかった対応範囲やその他のサービスを紹介してくれるかもしれません。気になるサービスと不安な荷物について担当者に聞いてみると、お得情報がもらえる可能性があります。

荷解き後の資材を回収してもらえるのか

引越しが終わった後の段ボールの処分についても聞いておきましょう。自分で処分が必要な場合や、一定期間内であれば安価で回収してくれる場合もあります。

自分で梱包するものと業者に依頼するものを決める

見積もりが決まったら、自分で梱包するものと業者に依頼するものを決めておくと当日の作業がスムーズになります。フィギュアや割れ物など、トラブルの元になりそうなアイテムは自分で対応すると安心です。

また、事前に業者のウェブサイトで確認して、梱包に追加料金が必要なものを自分で行うと見積もり総額を下げることもできるでしょう。

大事なアイテムの写真を撮る

傷やへこみが心配なアイテムは、写真で撮っておくと、引越し終了後に不備が発覚してもスムーズに業者とやりとりをすることができます。全てのアイテムをさまざまな角度から撮るのは手間がかかるため、特に傷つけたくない大事なもののみ写真で保存しておくようにしましょう。

家具

ソファ、ベッド、タンス、テーブル、椅子

家電

冷蔵庫、洗濯機、テレビ、電子レンジ

大型アイテム

ピアノ、自転車

美術品・装飾品

絵画、彫刻、花瓶

その他

食器、照明器具、時計、ジュエリー、書籍、カメラやレンズ、フィギュア、その他の趣味のアイテム

サービス内容とレビューを事前に確認する

見積もりが始まる前に、事前にウェブサイトからサービス内容とレビューを確認しておきましょう。サービス内容を把握しておくことで、見積もり当日の担当者の説明も理解でき、サービス内容の詳細について追加で質問することができます。どんなサービスがあるか、どこまで追加費用無料で対応してくれるか、派遣ではなく直雇用ばかりで教育がしっかりなされた社員の対応かどうかなど確認しておきましょう。

レビュー内容の確認も大切です。実際にサービスを利用した顧客のリアルな声を確認することで、営業担当の人が教えてくれない実情を知ることができます。ただし、サクラレビューや報復でわざと悪評を書いている可能性もあるので、全てをうのみにせずに参考程度に確認してください。

金額やサービスの優先順位を考えておく

営業トークに流されずしっかりと自分の意思で判断ができるように、自分の中で金額やサービスの優先順位をつけておきましょう。なるべく安くしたいのか、金額よりも安心さや無料の追加サービスが充実していることが重要なのか、お金が高くても作業スタッフが多くて安全に作業が進められているのか、などどれを優先させたいか考えておくことが大切です。提供サービスや運ぶ荷物、大事に運んでほしいアイテムの数などを考慮して判断しましょう。

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見積もりで損をしないために準備しておきたい7つのポイント

見積もりで損をしないために準備しておきたい7つのポイント

訪問見積もりでは目の前に営業担当がいるので、緊張して思わず提案されたことに対してすぐに「はい」と言ってしまいそうになりますよね。ここでは見積もりで損をしないために準備しておきたい7つのポイントをご紹介します。

不用品などはあらかじめ処分しておく

あらかじめ自分で不用品を処理しておくことでオプション料金を削減でき、見積もり料金を下げることができます。各ごみを捨てられるタイミングは自治体によって異なるので、引越しが決まった時点でいらないものを少しずつ捨てていくようにしましょう。

大型ごみの処分の場合は、ごみ処理場に直接持っていくことで無料で処分できる場合があります。無料の範囲や予約の必要性などは自治体によって異なるので、お住いの地域のごみ処理場に問い合わせてみましょう。

相見積もりをとる

相見積もりを取ることで価格を比較でき、2回目以降の見積もりで引き合いに出して価格交渉を行うことができます。1社のみだと青天井で価格を上げられる可能性があるので、必ず数社は見積もりに出して価格を比べるようにしてください。ただし、同じ引越し会社でリピートをする場合、以前のデータを利用して安価での見積もりが期待できるため、相見積もりはおすすめしません。

相見積もりが終わったら価格、無料サービスの範囲、追加サービスの充実さなどを総合的に考えて、自分にとって一番コスパの良い業者を選びましょう。

片づけて荷物の量を最小限に見せる

片づけてコンパクトに見せることで見積もりの際に価格が安くなる可能性があります。かさばるコートや冬服などは事前に圧縮袋で小さくしてまとめて置いておくと荷物が少ない印象を与えられます。その他にも、棚の中に入れられるものはしまってむやみに荷物が露出しないようにするといいでしょう。

予算の上限を決める

自分の中でこれ以上は出せないという予算の上限を決めておくと、営業トークに流されずに判断することができます。対面でやり取りをするとなかなか断れないかもしれないですが、事前に上限ラインを決めておくことではっきりと意見を伝えやすくなるでしょう。

ただし、予算を伝えてしまうとそこまで安くしてくれない可能性があるので、「他社でも見積もりを取っているのでそれから判断します」と伝えて具体的な数字は濁すことが重要です。

引越し月の相場を確認しておく

あらかじめ相場を確認しておくことで、営業担当の人の提示価格が適正かどうか判断することができます。引越しの距離や引越し地域によって多少相場が変わってくるので、相場の±10%〜20%程度の誤差であれば適正価格と考えて良いでしょう。ただし、必ず数社比較しておおよその予算の平均を確認してから判断するようにしましょう。また、額面だけではなく、サービス内容や業者の対応など総合的に見て適正価格を判断するようにしてください。

事前にサイトを見てサービスを確認する

見積もりが始まるまでにウェブサイトやレビューからどんなサービスがあるか確認することでお得に引越しを進められます。見積もりを出してもらうときに気になるサービスについて担当者に聞いてみることで価格に反映され、安く見積もってくれる可能性があります。

また、ウェブサイトであらかじめサービスの注意書きを確認しておくと、本当に自分に必要なサービスかどうか判断できるので、見積もりから外してもらうことも可能になります。

使える割引サービスを確認する

季節限定のサービスや閑散期限定特典など、その他にもさまざまあるのでウェブサイトでどのような割引があるか確認しておきましょう。見積もり当日に担当者に直接聞いてみることも大切です。割引やサービス特典を加味したうえで、他社の見積もりと比べて判断するようにしましょう。

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引越し見積もりで注意するポイント

引越し見積もりで注意するポイント

こちらでは引越し見積もりで注意してほしいポイントをお伝えします。

複数の業者を同時に呼ぶことはなるべく避ける

禁止されているわけではないので同時に業者を呼ぶことは可能ですが、見積もりを断られる可能性もあるのでなるべく個別でやりとりするようにしましょう。

同時に呼んだとしても、次の業者が入り口で待っていることが多いので、時間の無駄になってしまいます。また、待ち時間が長くなると業者側から断られたり、早く終わらせるために適当に見積もられる場合があります。しっかりと時間の余裕をもって見積もりを呼ぶようにしましょう。

なるべく書面でやりとりをする

契約に関することは全て書面でやりとりするようにしましょう。業者の人から口約束で連絡してもらったことでも、後になって難しいと断られる可能性もあります。見積書作成の際に全て書面上に反映してもらうようにしましょう。

ただし、見積書はあくまでも見積もりで正式な契約ではないので、実際に頼む業者が決まったら見積書と契約書を見比べて、内容が書き換えられていないか確認するようにしてください。

運べない荷物やペットの対応を確認する

トラブルを避けるためにも、運べない荷物やペットの規定についてもしっかりと書面で確認するようにしましょう。動物の配送サービスが提供されていても、大きさや動物の種類によって断られる可能性があります。条件によって観賞魚、鳥類や昆虫の場合は個人で郵送ができるので、追加サービスと比べて自分に合う方法を選択しましょう。

梱包資材は契約してから受け取る

梱包資材は契約が決まってから受け取るようにしましょう。見積もりの段階で段ボールを受け取ってしまうと断りづらくなる可能性があります。また、契約をしなかったら返送する必要がでてきます。もらえる段ボールの数やサイズだけ確認して、契約後に段ボールを送ってもらうようにしましょう。

十分な時間を確保する

見積もりには十分な時間を確保しましょう。少なくとも30分は確保しておくと誤差なく見積もりしてもらえます。立て続けに見積もり業者を呼んでいる場合は、前後15分~30分の間を考慮して予約時間を設定しておくと安心です。訪問してもらった時点で、業者の方に何分滞在可能か聞いておくと計画的に見積もりを進められるでしょう。

家財が増える場合は事前に相談する

見積もりの後に荷物が増える予定がある場合は、見積もりの時点であらかじめ伝えておきましょう。引越し当日に荷物が増えていると追加料金がかかり、最終的な支払金額が高額になってしまう可能性があります。

事前にどのような荷物がどのくらい増えるのか伝えると、その荷物に合う割引やサービスをあらかじめ見積もりに反映してもらえる可能性もあります。レシートや注文履歴を準備して、荷物増加を証明できるように準備しておくと安心です。

見積もりで支払いが発生する業者とは契約しない

見積もりで支払いをせがんでくる業者とは契約しないようにしましょう。国土交通省が公開している引越しのガイドラインにも見積もり時には手付金や内金は請求しないことが記載されています。

見積もり時にお金が発生するような業者であれば、後々トラブルが発生する可能性が高いので、契約せずに別の業者に頼むと安心です。

キャンセル規定や補償内容を確認する

悪天候や万が一のトラブルが発生した際のキャンセル料に加えて、家財に傷がついたときの補償内容などを確認するようにしましょう。契約書にサインをしてしまうと、キャンセルのタイミングによってはキャンセル料が発生する場合があります。

国土交通省が告示している標準引越運送約款には

  • 引越し前々日のキャンセルまたは延期「引越し料金(運賃及び料金)の20%以内」
  • 引越し前日のキャンセルまたは延期「引越し料金(運賃及び料金)の30%以内」
  • 引越し当日のキャンセルまたは延期「引越し料金(運賃及び料金)の50%以内」

と定められています。延期に関しても追加料金がかかるので注意しましょう。

補償についても、どの程度の傷でどのくらい保障されるのか確認しておきましょう。心配な場合は写真や動画を撮り、引越し後の不具合が見つかりやすいようにしておくと安心です。

当日に追加料金が発生しないか確認する

当日に追加料金が発生しないように、自分が最終的に払わないといけない額面をしっかりと確認しましょう。オプションを削ったり重い荷物だけを運ぶ積み切りを提案したりして、見積もりの額面を低くし、契約を取ろうとする業者も存在します。

当日の追加料金は割高になってしまうので、必ず最終的な支払金額を確認して、当日の追加料金を避けるようにしてください。

エアコン移設時の配管交換も必ず忘れないように聞いておきましょう。室外機から部屋までの距離が違ったり劣化したりして交換が必要なケースがほとんどなので、交換費用が見積もり料金に含まれているか確認すると、思わぬ出費がなく安心です。

連絡方法と時間帯を事前に指定しておく

事前に連絡可能な時間と連絡方法を指定しておくと、急な営業電話に悩まされずにすみます。相見積もりのウェブサイトなどで時間や方法を指定せずとりあえず登録してしまうと、仕事中や夜の時間に突然電話で営業トークされる場合があります。

折り返しの電話やスケジュール調整の手間を省くためにも、連絡方法と時間は指定しておきましょう。

対応範囲を確認する

業者が対応してくれる範囲も確認しておきましょう。荷造りや荷ほどき、家具家電の梱包、引越し後の資材の回収など、見積もりの時点で確認しておくと、他社の見積もり時に比較材料になります。

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引越しの訪問見積もりのQ&A

引越しの訪問見積もりのQ&A

ここでは見積もりでよくある質問に回答していきます。

訪問しないやり方はあるの?

オンラインで見積もりを行うこともできます。ビデオ通話や通話アプリを通して行う方法が一般的です。ただし、訪問見積もりと比べて正確に荷物の量を確認できないこともあるので、各荷物のサイズ感を伝えやすくする工夫が必要です。

どれくらい時間がかかるの?

一般的に30分が見積もりの目安です。連続で業者を呼んでいる場合は、誤差も含めて45分~1時間を目安にスケジュールを立てると安心です。

引越し業者は見積もり時にどこを確認するの?

引越し業者が見積もりの際に確認しているポイントは以下の通りです。

  • 荷物の量と内容
  • 引越しの距離
  • エレベーターや導線などの住居の条件
  • 追加サービスの必要性
  • 特殊な取り扱いが必要なもの

気になることがあれば随時伝えておくと安心です。

お茶やスリッパは用意すべき?

見積もり時にお茶は出しても出さなくても構いません。飲み物の有無でサービスが変わることはないので安心してください。訪問が連続していたら既に水分を取っていて、一口だけ飲んで残して帰ることもあるでしょう。

詳しい内容は弊社のお茶出しの記事をご覧ください。

スリッパに関しても特にルールはないので、汚れが気になる場合のみ準備しておけば問題ありません。

新居が決まっていなくても見積もりできる?

新居が決まっていなくても、大まかな引越しの地域が決まっていれば、引越しの距離から概算をとることができます。ただし、引越し日時の決定や正確な距離が分からないと当日の業者側の計画が立てられないので、決まり次第早めに連絡を入れるようにしましょう。

引越し業者からの営業は面倒なの?

業者にとっては契約のチャンスなので、金額の概算を出してすぐに帰ることは少なく、営業トークが始まることが多いです。複数見積もりを取っている場合は業者も比較されていることが分かっているので、営業トークされることはある程度は仕方ありません。

見積もりが始まる時点で次の予定を伝えておくと、終わりのタイミングを見失わずに話を聞くことができるでしょう。

カルガモ引越センターではお客様に無理な営業をすることはございません。引越しについて気になることがありましたら遠慮なくお問い合わせください。

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まとめ

まとめ

引越しの訪問見積もりを成功させるためには、梱包する荷物をまとめたりいらない荷物を処分したりすることに加えて、見積もり当日をスムーズに進めるためのさまざまな準備が必要です。これらの準備をすることで不安なく見積もりができ、引越し費用の削減にも繋がります。この記事を読んで最適な引越しプランを見つけ、ストレスの少ない引越しを実現しましょう。